解説
正義のヒーロー、スパイダーマンとして生きる青年の活躍と心の葛藤を描いた人気アメリカン・コミックの映画化の続編。監督はシリーズ前作に続き、「ギフト」のサム・ライミ。製作総指揮・原作はマーヴェル・コミックスの名誉会長であり、シリーズ前作や「ハルク」などを手掛けるスタン・リー。撮影は「マトリックス」シリーズのビル・ポープ。音楽はシリーズ前作に続き、「ハルク」「ビッグ・フィッシュ」のダニー・エルフマン。出演はシリーズ前作からの続投として、「シービスケット」のトビー・マグワイア、「ブロンドと柩の謎」のキルスティン・ダンスト、「ソニー」のジェームズ・フランコ、「太陽の雫」「ギフト」のローズマリー・ハリス、「ギフト」のJ・K・シモンズほか。新しい出演者に、「”アイデンティティー“」のアルフレッド・モリーナほか。
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「スパイダーマン2」のストーリー
ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、新聞社デイリービーグルでバイトをしながら、大学に通っている。一方、MJ(キルスティン・ダンスト)は念願の夢だった舞台女優としてのキャリアをスタートさせる。また親友ハリー(ジェームズ・フランコ)は、自分の父を殺したのはスパイダーマンだと思い込み、彼を倒すことを誓っていた。こうした人間関係と、疲労で学業に集中できないことに悩みながらも、ピーターはスパイダーマンとしてニューヨークの街を日々守っている。だがそんな彼の前に、2年前に倒したグリーン・ゴブリンを超える強敵が現われた。伸縮自在の人工アームを操る怪人ドック・オフである。その正体は、科学者のドクター・オクタヴィウス(アルフレッド・モリーナ)。実験の事故で金属製のアームが肉体と融合し、人格まで凶暴になったのだ。しかも彼は自分がこんな姿になったのはスパイダーマンのせいだと思い込み、復讐を誓っていた。ピーターはドック・オフとの戦いの中で、スパイダーマンの正体が自分だとバレてしまうが、そのことで人々の支持を得る。そしてドック・オフを見事に倒す。だがハリーは、いよいよスパイダーマンと対決することを決意。一方、MJは新しい恋人との結婚式を直前でキャンセルし、ピーターのもとに駆けつけ、彼とキスを交わすのだった。
「スパイダーマン2」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スパイダーマン2」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2004年7月10日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | マーヴェル・エンタープライゼズ=ローラ・ジスキン・プロダクション |
配給 | ソニー・ピクチャーズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
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