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解説
芥川賞作家・目取真俊(めどるましゅん)の短編『風音』『内海』を原作に、原作者自らが手がけたシナリオを、「絵の中のぼくの村」でベルリン国際映画祭ほか数々の映画賞に輝いた映画監督・東陽一が映像化。加藤治子、光石研、つみきみほら職業俳優陣に加え、舞台となる沖縄のオーディションで選ばれた少年たちのみずみずしい沖縄弁、ジプシー音楽とバッハのゴールドベルク変奏曲『アリア』の心地よい融合が、琉球の世界観をさらに深めている。
ユーザーレビュー
「風音」のストーリー
舞台は夏の沖縄。強い海風が吹くと、不思議な音が聞こえる「風音」の島。浜辺の切り立った崖の中腹にある風葬場に、頭蓋骨が置かれている。銃弾が貫通したこめかみの穴を風が通り抜けるとき、音が鳴るらしい。人々から「泣き御頭(なきうんかみ)」と呼ばれ、島の守り神ととして鎮座している。ある夏の日、少年たちが「泣き御頭」に、小さないたずらをする。その日から「風音」が止み、島の穏かな日常に、さざ波が立ちはじめる。島に生きる者、島の外から来た者、島で死んでいった者、それぞれの記憶が重なり合いながら、「風音」の謎が明らかになる。
「風音」のスタッフ・キャスト
| スタッフ |
|---|
| キャスト | 役名 | |
|---|---|---|
「風音」のスペック
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 製作国 | 日本 |
| 製作年 | 2004 |
| 公開年月日 | 2004年7月31日 |
| 上映時間 | 106分 |
| 製作会社 | シグロ |
| 配給 | シグロ |
| レイティング | |
