解説
熱狂的な大会として知られるスペリング・コンテストをモチーフに家族崩壊の危機と再生への希望を描いたドラマ。原作はマイラ・ゴールドバーグの同名小説。主演はリチャード・ギアとジュリエット・ビノシュ。スペリングの才能を開花させる娘役を演じた新人フローラ・クロスの演技が各方面から高い評価を受けた。
ユーザーレビュー
「綴り字のシーズン」のストーリー
宗教学者の大学教授ソール・ナウマンは、家では家事もこなす理想的な夫にして良き父親だった。しかし11歳の娘イライザは、何ごとにも完璧を求める父の愛情はすべて優秀な兄アーロンに向けられていると感じ、寂しさを噛みしめる。ところがある日、イライザは学校のスペリング・コンテストで優勝すると、地区大会でも圧倒的な強さで勝ち進む。思いもかけなかったイライザの才能はソールの学術的な興味を強く刺激し、彼の関心はアーロンからイライザへと一気に傾く。しかし、イライザが完璧な言葉を綴るたびに、完璧だったはずの家族の関係が次第にほころびていくこととなる。明らかになる父の秘密、母の秘密、兄の秘密。それぞれが言葉を超えた“心の世界”を旅する家族たち。小さなイライザは、砕け散った家族を修復できる鍵を自分が握っていることを知る。そして、その温かい奇跡は、スペリング・コンテストの全米大会で起こった。
「綴り字のシーズン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「綴り字のシーズン」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年12月23日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | ボナ・ファイド |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2006年1月上旬新春号 |
キネ旬チョイス 「綴り字のシーズン」 作品評 キネ旬チョイス 「綴り字のシーズン」 リチャード・ギア インタビュー |