アダムス・ファミリー(1991)
あだむすふぁみりー The Addams Family
解説
チャールズ・アダムス原作で、TVシリーズ化されたこともある漫画“The Addams Family”(TVタイトルは『アダムスのお化け一家』)の映画化。監督は「ミラーズ・クロッシング」などのカメラマンで、これが監督デビューとなるバリー・ソネンフェルド、製作は「心の旅」のスコット・ルーディン、エグゼクティヴ・プロデューサーはグラハム・プレース、脚本は「ビートルジュース」のラリー・ウィルソンと「シザーハンズ」のキャロライン・トンプソン、撮影は「殺したいほど アイ・ラヴ・ユー」のオーウェン・ロイズマン、音楽は「シティ・スリッカーズ」のマーク・シャイマンが担当。
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「アダムス・ファミリー(1991)」のストーリー
鉄の門に閉ざれた館。ここには不気味なアダムス一家が住んでいる。当主のゴメス(ラウル・ジュリア)と妻のモーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)、彼らの子供たちウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)とパグズリー(ジミー・ワークマン)、モーティシアの母グラニー(ジュディス・マリーナ)、執事のラーチ(カレル・ストライケン)、そして「ハンドくん」と呼ばれる切断された手…。一家の弁護士タリー(ダン・ヘダヤ)は借金で首が回らず、高利貸しのアビゲイル(エリザベス・ウィルソン)にそそのかされてアダムス家の財産を狙っていた。アビゲイルの息子ゴードン(クリストファー・ロイド)が25年間行方不明になっているゴメスの兄フェスターにそっくりなのに目をつけ、彼をフェスターに仕立て上げて一家を乗っ取ろうというのだ。そんなこととは知らないゴメスは兄との再会に大喜びだが、長女ウェンズデーだけは疑いの目を向ける。秘かに一家の財産のありかを捜すうち、子供たちもゴードンになついてくるが、一家でパーティーが開かれた日、ウェンズデーにアビゲイルとの会話を聞かれてしまう。ゴードンたちに追われてウェンズデーは、墓地に逃げる。ウェンズデーの姿が見えないことを心配したアダムス一家が総出で彼女を捜すうち、タリーとアビゲイルによって邸から締め出されてしまう。裁判で一家の財産はニセのフェスターに渡る判決が出されてしまったのだ。仕方なく一家はそれぞれ仕事を始めたが、すっかり元気をなくしたゴメスに見かねてモーティシアは、アダムス邸に向かうがあえなく捕まってしまう。ハンドくんに知らせを受けたゴメスは愛する妻の救出に向かい、タリーとアビゲイルを倒す。そしてその時のショックでゴードンは失っていた記憶を取り戻す。実は彼は本物のフェスターで、記憶を失っている間にアビゲイルの養子となっていたのだ。こうしてアダムス一家は再び邸に戻ることができたのだった。
「アダムス・ファミリー(1991)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アダムス・ファミリー(1991)」のスペック
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