解説
高い塀で外界と遮断された男性のいない秘密の学校で暮らす少女たちの姿を追う、耽美的な寓話。監督は「ミミ」のルシール・アザリロヴィック。出演は、オーディションで選ばれたゾエ・オークレール、「ビッグ・フィッシュ」のマリオン・コティヤール、「青い夢の女」のエレーヌ・ドウ・フジュロール。
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「エコール」のストーリー
奥深い森の中に、公園に囲まれたとても美しい大きな屋敷がある。この外界からは完全に隔離された屋敷に、6歳の少女イリス(ゾエ・オークレール)が棺の中に入れられ運ばれてくる。ここにいるのは7歳から12歳までの少女たち。それから、大きな家に住んでいる年をとった召使と、エディス(エレーヌ・ドウ・フジュロール)とエヴァ(マリオン・コティヤール)という若い女性教師二人だけ。男性はいない。少女達はここで、ダンスと生物を勉強する。訪問客はいっさい禁止されており、外界と公園を遮断する巨大な壁によじ登ることも禁止されている。新入生のローラは環境になじめず、必死にここを出ようとするが、川で溺れ死んでしまう。冬のある日、校長先生が毎年この時期に10歳の少女達に会いにやってくる。校長先生は、6年生に進級する前にここを去ることを許される、ダンスの優れた少女一人を選ぶのだ。春が戻ってくる。先生は12歳の少女たちにじきに起こる体の変調について話す。彼女達の体に、卒業の時期が近づいているというサインが表れるのである。イリスの家で一番年上のビアンカ(ベランジェール・オーブルージュ)は、ここを出たいという欲望と、立ち去りがたい悲しみに悩まされる。ある晩、ビアンカは、1歳年下のナディアを隠れた秘密の大きな劇場に連れて行く。そこは外界と地下のトンネルで通じており、そこを通りぬけてこっそりやってくる正装をした観客の前で、少女たちはダンスを披露しているのだ。ただし、少女たちからは客の顔は見えない。これからナディアはビアンカに代わってここでダンスをする。そしてついに、最年長の少女達が永遠に学校を去らなければならない日がやって来る……。
「エコール」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「エコール」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | ベルギー フランス イギリス |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2006年11月4日 |
上映時間 | 121分 |
製作会社 | ブルーライト=UKフィルム・カウンシル=ラブ・ストリームス=ジマジェ |
配給 | キネティック |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |