解説
孤独なロック・スターの最期の2日間を詩的に描いた作品。ロック・バンド“ニルヴァーナ”のフロントマン、故カート・コバーンをモデルにしている。監督・脚本・編集は「エレファント」のガス・ヴァン・サント。撮影も「エレファント」のハリス・サヴィデス。音楽監修はロック・バンド“ソニック・ユース”のサーストン・ムーア。出演は「サラ、いつわりの祈り」のマイケル・ピット、「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ」のルーカス・ハース、「サラ、いつわりの祈り」(監督も)「ランド・オブ・ザ・デッド」のアーシア・アルジェント、“ソニック・ユース”のメンバーであるキム・ゴードン、「マグノリア」のリッキー・ジェイ、「ジュリアン」などの監督として知られるハーモニー・コリンほか。
ユーザーレビュー
「ラストデイズ(2005)」のストーリー
人気の絶頂にあるカリスマ・ロック・ミュージシャンのブレイク(マイケル・ピット)は、ひとりリハビリ施設を抜け出して森の中を彷徨っている。やがて廃家のような自分の屋敷にたどり着いたブレイク。ここには彼の取り巻き連中が居候しており、今日はルーク(ルーカス・ハース)、スコット(スコット・グリーン)、アーシア(アーシア・アルジェント)、ニコール(ニコール・ヴィシャス)の4人がいた。屋敷にはセールスマン(タデウス・A・トーマス)やモルモン教の布教活動をしているフライバーグ兄弟(アダム&アンディ・フライバーグ)、近所に住むドノヴァン(ライアン・オライオン)と彼が連れてきた私立探偵(リッキー・ジェイ)、そしてレコード会社の重役(キム・ゴードン)らが訪ねてくる。夜、居候たちが寝静まったあと、ブレイクはひとりで自曲を弾き語りし、ふらふらとクラブに出掛ける。明け方に帰宅したブレイクは、まっすぐ温室に向かい、猟銃で自殺する。屋敷を出た居候たちは、ニュースでブレイクの死を知るのだった。
「ラストデイズ(2005)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラストデイズ(2005)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2006年3月18日 |
上映時間 | 97分 |
製作会社 | メノ・フィルム・カンパニー |
配給 | エレファント・ピクチャー |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
公式サイト | http://www.elephant-picture.jp/lastdays/ |
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2006年5月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 ラストデイズ |