解説
大使館の派遣員としてハイチ共和国に赴任した主人公が、ノートを買い与えてもらえない子供を見て、捨てられているバナナの木から紙をつくるプロジェクトをスタートさせ、その中で奮闘し、成長していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。大使館派遣員の幸子に「オー・ド・ヴィ」の小山田サユリ。大学院生の中田には、大河ドラマ『新撰組!』の山本耕史。現地職員のフィリップを『さんまのスーパーからくりTV』でおなじみのアドゴニーが熱演する。監督・脚本は「白い船」の錦織良成。
ユーザーレビュー
「ミラクルバナナ」のストーリー
大使館の派遣員として西半球の最貧国といわれているハイチ共和国に赴任した三島幸子(小山田サユリ)。そこで幸子はジャックという少年に出会う。ジャックは貧しいながらも学校へ行っているが、ノートすら買ってもらえない。そんなハイチの現状を知っていく幸子。そんな中、幸子はバナナの木から紙を作れることを知る。ハイチでは、バナナの木は捨てられている。それを原料に紙を作ることができれば何かが変わるかも。そう直感した幸子は、紙の研究をしている大学院生の中田(山本耕史)を日本から呼び寄せて、バナナの紙をつくるプロジェクトを立ち上げる。しかし、暴動に巻き込まれ、プロジェクトは一時中断。中田は日本に帰国してしまう。それでも幸子はプロジェクトを再開しようと試行錯誤するのだった。そんな幸子のことをフィリップから聞いた中田は、研究室の森山教授(小日向文世)に相談する。そして和紙職人の山村(緒形拳)とハイチに行くように指示を受ける。幸子も日本へ帰国して中田に合流するのだが、和紙職人の山村をなかなか説得することができない。どうすればバナナの木から紙を作り出せるのか。幸子の想いは果たしてどうなるのか……。
「ミラクルバナナ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ミラクルバナナ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年10月29日 |
上映時間 | 105分 |
製作会社 | ミラクルバナナ製作委員会 |
配給 | ミラクルバナナ製作委員会 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |