解説
“焼肉”を巡る戦いを描く料理対決映画。監督はCM・MTVディレクターの具秀然。脚本はコピーライター、CFプランナーの具光然。主演は松田龍平。共演は山田優、ARATA。木下恵介監督の「女の園」(1954)でデビューして以来、数多くの映画作品に貢献してきた名優・田村高廣の遺作となった。
ユーザーレビュー
「プルコギ THE 焼肉 MOVIE」のストーリー
テレビで高視聴率を誇る料理対決番組『焼肉バトルロワイヤル』は視聴者を夢中にさせ、日本は空前の焼肉ブームとなっていた。斬新かつ前人未踏の焼肉料理をひっさげて連勝街道を突き進み、焼肉キングに君臨するのは巨大焼肉チェーン店「トラ王」の御曹司・トラオ(ARATA)。番組への反響は絶大で、「トラ王」は連日トラオの焼肉料理を求める客で大繁盛、トラ王グループ会長(桃井かおり)は全国各地で買収を進め、焼肉業界は「トラ王」チェーン店に席巻されつつあった。しかし、その「トラ王」が唯一業績不振で頭を抱えているのが北九州地区であった。そこには“焼肉の達人”と名高い韓老人(田村高廣)が長年営む店「プルコギ食堂」があったのだ。達人の味を習得するために修行に励むタツジ(松田龍平)と韓老人の孫で店の看板娘でもあるヨリ(山田優)が切り盛りする「プルコギ食堂」は、地元の人々に愛され絶大な支持を得ていた。トラ王会長はこの北九州地区を制覇すべく、トラオに命じて「プルコギ食堂」買収に向かわせた。韓老人の作った“白肉コプチャン”を食べ、その味に驚愕したトラオは“焼肉バトルロワイヤル”への出演を打診するが、韓老人はまったく興味を示さずに提案をあっさりと反故にしてしまった。しかし、その韓老人を突然の死が襲う。これを機に一転攻勢に出る「トラ王」チェーン。今やその勢いに脅かされつつある「プルコギ食堂」を救うべく、韓老人の愛弟子タツジは“焼肉バトルロワイヤル”への参加を決意する。ヨリの協力のもとに対決に向けての新メニュー作りに苦闘するタツジ。そしていよいよ対決の日をむかえた。焼肉キングのプライドにかけて「プルコギ食堂」の牙城を崩しにかかるトラオ。達人の味を守ろうとするタツジ。二人の究極の焼肉バトルがついに始まった。
「プルコギ THE 焼肉 MOVIE」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「プルコギ THE 焼肉 MOVIE」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2007年5月5日 |
上映時間 | 114分 |
製作会社 | シネマ・インヴェストメント/東京映像工房/ピラミッド・フィルム/衛星劇場/アーティストフィルム/朝日広告社 |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |