解説
甲子園を目指す高校球児たちの熱いドラマ―といっても、これは補欠部員たちのストーリー。それも、ベンチ入り当落線上ギリギリの…。ベンチに入れたとしても試合に出られる保証はないのに、なぜ野球にこんなにも打ち込めるのか―。弱冠29歳で、本作が初監督作となる森義隆監督が、自身の高校野球体験を交えながら執筆した脚本はリアリティに溢れている。常勝強豪高校野球部の“裏側”も垣間見せたり、球児たちの清く美しくない(?)部分にクスリとさせられる部分も。主人公の雅人とノブを演じる斎藤嘉樹と中村蒼は、いずれも映画初主演となる注目の若手俳優。彼らの朴訥とした風貌も、作品にリアリティを与えている。
ユーザーレビュー
「ひゃくはち」のストーリー
高校野球の名門・京浜高校の補欠部員、雅人とノブは、2年の夏の県予選が終わった後、「来年は甲子園のベンチに入ろう」と誓い合った。プロからも注目を集める主力選手たちと一緒に、血のにじむような猛練習に耐える日々を送りながら、少しでも鬼監督の注目を集めようと寮長に立候補したり、あの手この手を駆使する日々。でも与えられる役割は、ライバルチームの偵察や雑用ばかり。そんな二人の前に強力な新入部員が入ってきて…。
「ひゃくはち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ひゃくはち」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2008年8月9日 |
上映時間 | 126分 |
製作会社 | 「ひゃくはち」製作委員会(オフィスハタノ=ポイント・ブレイク・ピクチャーズ=プラスミック・シーエフピー=リキプロジェクト=ファントムフィルム=ジェネオンエンタテインメント=アークエンタテインメント) |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2008年8月下旬号 | Kinejun Select キネマ旬報が選ぶ今号の4本 「ひゃくはち」 |