解説
「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリス主演で贈るSFサスペンス。人間がロボット“サロゲート”に生活の全てを代行させるようになり、完全な安全が保証された未来社会。そこで初めて発生した殺人事件にFBI捜査官が挑む姿を通じて、テクノロジーと人間の関係を問う。監督は「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ。
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「サロゲート」のストーリー
テクノロジーの進化により、人間は全ての行動を、身代わりロボット“サロゲート”の遠隔操作で行うようになった未来。人間はスティム・チェアーと呼ばれる装置に座り、意志を送信することで、自分とリンクしたサロゲートを自宅から遠隔操作することで生活していた。その上、自分自身には一切の危険が及ばないという完全な安全も保証。凶悪事件も絶えて久しい理想の世界。さらに、人々は虚栄心を満たすために、サロゲートに整形手術を行って、自分の思い通りの見た目を与えることまで行なっていた。だがある時、このサロゲート社会で事件が発生する。それは、サロゲート2人が殺害され、それを自宅から遠隔操作していた人間が一緒に殺されるというものだった。サロゲートの普及以降、殺人事件は初めてのこと。社会全体を襲う危機に、FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)がコンビを組んで捜査に当たる。だが、実際に捜査に当たるのは2人のサロゲート。その捜査の過程で、2人はサロゲートの生みの親であるマサチューセッツ工科大学の天才、キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)、そしてテクノロジーに依存した社会に不快感を示す市民グループのリーダーである“預言者”(ヴィング・レイムス)と出会う。さらに、捜査の過程でサロゲートを失うグリアー。彼は、自分自身の体で行動することによって、人間として再びこの世界を知ることになる。そこで彼が見たものは、完全にテクノロジーとロボットだけのものとなった世界。さらに彼は、自分の中に芽生えていた、中毒のようにサロゲートを利用し続ける妻マギー(ロザムンド・パイク)との精神的な断絶について向き合うことになる……。
「サロゲート」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「サロゲート」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2010年1月22日 |
上映時間 | 89分 |
製作会社 | マンデヴィル・フィルムズ=トップ・シェルフ プロダクション |
配給 | ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.movies.co.jp/surrogate/ |
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2010年2月上旬号 | REVIEW 外国映画 「サロゲート」 |