華麗なるアリバイ
かれいなるありばい LE GRAND ALIBI- 上映日
- 2010年7月17日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 2008
- 上映時間
- 93分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
解説
アガサ・クリスティのミステリー『ホロー荘の殺人』を「美しき諍い女」、「ランジェ公爵夫人」などジャック・リヴェット作品で脚本家として活躍するパスカル・ボニゼールが映画化。フランスの小さな村の大邸宅で殺人が起きるが、集まった8人全員に殺人の動機とアリバイがあった…。出演は「オーケストラ!」のミュウ=ミュウ。
ユーザーレビュー
「華麗なるアリバイ」のストーリー
フランスの小さな村、ヴェトゥイユ。上院議員のアンリ・パジェス(ピエール・アルディティ)と妻エリアーヌ(ミュウ=ミュウ)は、週末ごとに友人たちを招き、狩りやパーティでもてなしていた。ある週末、集まったのは精神分析医のピエール(ランベール・ウィルソン)とその妻クレール(アンヌ・コンシニ)を始めとした数人。だが、彼らの間には妙な緊張感が漂っていた。妻への誠実さに欠けるピエールは、結婚以来、何度も浮気を繰り返しており、この日集まった全員がピエールに対して愛情、憎悪、嫉妬など、何らかの感情を抱く関係にあったのだ。そしてクレールは、分別のない夫の行動を知りながら、2人の子供との生活を守るため、見て見ぬ振りをしていた。その日も、ピエールは愛人エステル(ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ)がいることを知りながら、元恋人であるイタリア人女優のレア(カテリーナ・ムリーノ)の誘いに乗り、一夜を共にする。だが翌朝になると、復縁を迫るレアに対して、ぬけぬけと“妻子がいるから”と拒絶するのだった。その態度に激怒し、罵詈雑言を浴びせるレア。彼女と別れたピエールは、1人黙々とプールで泳ぐ。彼がプールを出ると、そこには午後のけだるい静寂が広がった。その時、突然一発の銃声と女の悲鳴が響き渡る。エリアーヌがプールに駆けつけた時、倒れたピエールの傍らに、彼の手を握るエステルと銃を握っている妻のクレールがいた。殺人の容疑者として警察に拘留されるクレール。だが、解剖の結果、ピエールを撃ったのは彼女が手にしていた銃でないことが判明。捜査は振り出しに戻る。そして当時、パジェス家にいた8人全員に、ピエールを殺害する動機があった。彼らが互いを疑い始めたとき、第2の殺人が起きる。果たして、真犯人は誰なのか……?
「華麗なるアリバイ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「華麗なるアリバイ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | フランス |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2010年7月17日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | SBS Films=Medusa Film |
配給 | アルバトロス・フィルム(提供 ニューセレクト) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSR |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2010年8月上旬号 |
インタビュー パスカル・ボニゼール「華麗なるアリバイ」監督 REVIEW 外国映画 「華麗なるアリバイ」 |