解説
ヴェトナムに幽閉されているアメリカ人捕虜を救出する一匹狼を描く。製作はメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス。エグゼクティヴ・プロデューサーはランス・フール。監督は「13日の金曜日 完結篇」のジョセフ・ジトー。ランス・フールとジェームズ・クローザーの原案に基づきジェームス・ブルーナーが脚色。撮影はジョアオ・フェルナンデス、音楽はジェイ・チャタウェイが担当。出演はチャック・ノリスほか。フィリピンでロケ撮影。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「地獄のヒーロー」のストーリー
ジャングルで激闘をくり広げるアメリカ軍とヴェトナム軍。捕虜収容所から生命からがら逃げ出したブラドック大佐(チャック・ノリス)は、あの頃の夢をよく見た。ヴェトナムは国内にアメリカ軍人の捕虜はいないと言明している。ブラドックは自分の体験からそれは嘘であることを知っていた。アメリカは真相追求のためポーター上院議員(デイヴィット.トレス)を派遣する。彼もその調査団に同行した。会談の席でトラン将軍(ジェームズ・ホン)は、改めて米軍人の捕虜はいないと言う。その夜、ブラドックはホテルを抜け出し、トラン邸に忍び込み、ナイフをトランの喉に当てて捕虜収容所の場所を聞き出しトランを殺した。ホテルにもどったブラドックは国務省の女役人アン(レノーレ・カスドーフ)とベッドを共にしていたように装うが、ヴェトナム側は彼を国外追放してしまう。タイに渡ったブラドックは戦友タック(M・エメット・ウォルシュ)に協力を求めて、船、武器を調達する。ヴェトナム側の手先をやっつけて、ヴェトナム領の川に侵入。捕虜収容所を急襲したが、すでに捕虜は移送されていた。そこでトラックを追ったプラドックは、激しい銃撃戦の末に4人の捕虜を救出。ヘリコプターに4人を乗せるブラドック。タックは時間かせぎのためにヴェトナム軍ランチに挑戦し死亡する。ブラドックはヘリをホー・チ・ミン市の会見場前に着陸させた。捕虜などいないとヴェトナム高官が言い切った時に、ブラドックが捕虜をつれて現われる。
「地獄のヒーロー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「地獄のヒーロー」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1985年6月22日 |
製作会社 | ゴラン/グローブス・プロ(キャノン)作品 |
配給 | 日本ヘラルド |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1985年6月下旬号 | グラビア 地獄のヒーロー |
1985年8月上旬号 | 外国映画批評 地獄のヒーロー |
1985年8月下旬号 | 外国映画紹介 地獄のヒーロー |