西部の裁き

せいぶのさばき
上映日
1950年11月21日

製作国
アメリカ

制作年
1948
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

わが国でははじめて紹介されるシネカラー法による色彩映画である。「怒濤の果て」のハリー・ジョー・ブラウンが製作、「拳銃の町」のレイ・エンライトが監督した1948年度作品。西部作家ルーク・ショートの小説よりケネス・ガメットが脚色し、フレッド・ジャックマン・ジュニアが撮影、ルディ・シュレイジャーが音楽を担当した。主演は「拳銃街道」のランドルフ・スコット、「緑の誓い」のマーゲリット・チャップマンで、ジョージ・マクレディ、「バッド・ガール」のサリー・アイラース、エドガー・ブキャナン、バーバラ・リード、ウォーレス・フォード、フォレスト・タッカー等が共演している。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】西部の裁き

TVで観る

ユーザーレビュー

「西部の裁き」のストーリー

コロナー・クリークの街はヤンガー・マイルスの勢力下にある街だった。ケイト・ハーディスンの経営するホテルに、この街に見かけない逞しい男が馬を乗りつけて宿をとった。クリス・ダニングと称するその男はケイトの親友であるマイルスの妻アビイが酔い痴れてアパッチ・インディアン語を口走っているのを見ると、牧場に送ってやると出て行った。こうしてクリスはマイルスの1の子分のアーニーと知り合いになり、仲間入りをすすめられたが、なぜか断ってマイルスが追っ払おうとしているデラ・ハームスの牧童頭になった。彼は故意にマイルスに逆っているようだった。ケイトはクリスの無暴さに、アビーの父がこの町のシェリフで、マイルスに敵対行為をとると命もあぶないと警告するが、一向に利目はなかった。かえって、クリスはハームス牧場を乗っ取ろうとするマイルスの裏を掻くことに成功するが、このため、生命の危機にさらされようとした。マイルスはひたがくしにしていた飲酒狂の妻にまで当たり散らし、彼女の父のシェリフさえも敵方にまわしてしまう。クリスは自分と結婚するために西部に来る途中の駅馬車でアパッチ語を話す兇盗に殺された許婚者の犯人を求めてこの町までやって来たのだったが、その賊がマイルスである確証を握り、マイルス一味を追いつめ、その復讐をとげる。

「西部の裁き」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「西部の裁き」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1948
公開年月日 1950年11月21日
製作会社 コロンビア映画
配給 セントラル
レイティング
カラー/サイズ カラー

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1950年11月下旬号 外國映画批評 西部の裁き
1950年12月上旬号 外国映画批評 西部の裁き