解説
黒衣黒覆面の快傑ゾロを主人公とする作品。ゾロに扮するのは「快傑ゾロ(1958)」に次いでのガイ・ウィリアムス。ジョンストン・マッカリーの原作に基づいてローウェル・S・ホウリーとボブ・ウェリングがシナリオを書き、監督はチャールズ・T・バートン。撮影を「快傑ゾロ(1958)」のゴードン・エイヴィルが担当している。音楽はウィリアム・ラヴァ。他に出演するのは、ヘンリー・カルヴィン、ジーン・シェルダンら。製作ウィリアム・H・アンダーソン。
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「ゾロの復讐」のストーリー
カリフォルニアがスペイン領だった頃。大地主ドン・アレファンドロの息子ディエゴ(ガイ・ウィリアムス)は、黒衣黒覆面の快傑ゾロに扮して、人知れず正義の士として働いていた。その頃、カリフォルニアは、イーグル団とよばれる凶悪な陰謀団一味によって荒らされていた。アレファンドロはこれに対抗するため自警団を作り、総監府の許可を受けるためモントリオールに向かった。その間に、首領イーグルは自から新任の司政官ホセ・セバスチャンを名のってやってきた。彼は警備司令ガルシァ軍曹(ヘンリー・カルヴィン)をおどして、アレファンドロの屋敷を官邸として接収した。ディエゴは立腹したが、忠実で口の不自由な従者ベルナンドとともに、秘かに様子を見ることにした。司政官の部屋にしのびこんだディエゴは、どうやら彼がイーグル団の首領らしいことを知った。やがてディエゴは、一味が自警団50人の名簿を手に入れようとするのを妨害し、一味がカリフォルニアを手中におさめ、外国に売り渡すことを計画しているのを調べあげた。ディエゴはいろいろイーグルを脅迫した。だが一味は配下を集めて再び城内に攻め入り、イーグルの旗印をかかげて町を占領した。町に帰ったアレファンドロと、ディエゴ主従は、ガルシア軍曹とともに監禁されてしまった。自警団の名簿を渡すと偽って部屋を出たディエゴは、ゾロとなって剣をふるい、イーグル一味を散々に痛めつけた。1人逃げようとしたイーグルは部下に撃たれて死に、カリフォルニアには平和がよみがえった。
「ゾロの復讐」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ゾロの復讐」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1959 |
公開年月日 | 1959年9月10日 |
製作会社 | ブエナ・ビスタ・プロ映画 |
配給 | 日本RKO |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
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