戦うパンチョビラ

たたかうぱんちょびら
上映日
1969年2月4日

製作国
アメリカ

制作年
1968
レーティング
ジャンル
戦争

check解説

ウィリアム・ダグラス・ランスフォードの実伝ストーリーを、「ダンディー少佐」の監督サム・ペキンパーが、ロバート・タウンの協力を得て脚本化、「消えた拳銃」のバズ・クリークが監督したもので、メキシコ革命をめぐる実在の風雲児“パンチョ・ビラ”の半生を描いたもの。撮影は「戦場にかける橋」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「ドクトル・ジバゴ」のモーリス・ジャールが担当した。出演はユル・ブリンナーとロバート・ミッチャムのほかに「さらば友よ」のチャールズ・ブロンソン、「紳士泥棒 大ゴールデン作戦」のマリア・グラツィア・ブッセラなど。製作はテッド・リッチモンド。
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この作品のレビュー

ユーザーレビュー

  • 89bubble93

  • ミャーノフ大佐

     この映画もタイトルだけは知っていて観たかった映画。先に見てた「コルドラへの道」がヴィラの部下とアメリカ騎兵隊の戦いだった。映画の中でも「欧州で戦争が始まれば」という台詞があるので、戦争前夜1910年代前半だろう。もうこの時代には複葉飛行機や自動車が登場していたんだ。
     映画のできとしては及第点という所か。劇場でシネスコサイズで観たら迫力があったろうな。
     それよりもユル・ブリンナーとチャールズ・ブロンソンの登場だ。特にユル・ブリンナーはトレードマークの坊主ではなく、髪があって口髭も生やしている。最初は誰かわからなかった。頭はカツラだろうなあ。口ひげは伸ばしたのかな、それとも付髭?髪があると少し太って見えたが、この頃は太っていたのかな。それとチャールズ・ブロンソンの存在感も良かったよな。ユル・ブリンナーとチャールズ・ブロンソンは「荒野の七人」で共演しているから、よく印象に残っているよね。二人の共演だけでありがたい。やっぱり西部劇が似合うよね。

「戦うパンチョビラ」のストーリー

動乱続く1912年のメキシコ。アメリカ人の銃器商人リー(ロバート・ミッチャム)は、密輸の機関銃を反革命派のラミレス大尉に売り渡すためメキシコの荒野に飛行機で着陸した。取り引きをすましたリーは、カジ屋ゴンザレスの家に寄宿したが、そこの娘フィナに一目ぼれ。恋の時間も束の間町には、反革命軍が暴れこんできた。この暴動のさなか、パンチョ・ビラ(ユル・プリナー)のひきいる革命軍が逆襲をかけ、反革命派の兵士を捕虜にした。そしてリーも反革命派に武器を売ったということで投獄されてしまった。しかし、リーは飛行機を持っている。戦略的には絶対有利だ。ビラと、副官のフィエロ(チャールズ・ブロンソン)は、リーを釈放した。以後リーは革命軍に加わり、飛行機を利用して、味方を有利に導いていった。この3人は、女性をめぐって多少の争いこそしたが、まずは作戦は順調に進んでいった。ところが、ビラをリーダーとする、この隊の勝利の報を喜ばない男がいる。マディロ大統領から革命軍総司令官を任命されているハルター将軍である。彼は野心家で、ビラの勇名が、とどろくことを喜ばない。そしてある時、ビラの軍とハルターの軍が、共同で、ラミレス大尉が率いる反革命軍の砦を攻撃する作戦が開始された。ビラの軍が危機におちいった。だがハルターは助けようとしない。そこで活躍したのがリーの飛行機である。たちまちビラの軍が有利となり砦をおとしいれた。ビラは占領した町の名士から軍資金をまきあげた。だが、これを口実に、ハルターはビラを捕まえ、リーも飛行機盗難罪でとらえられた。しかし、リーは護送の途中で逃げ出し、ビラがまきあげて隠してある軍資金を失敬して故郷へ帰っていった。これだけあれば老後は悠々自適だ。ところがある日、ビラが副官フィエロを連れて追ってきた。この資金で、もう一度、解放軍を組織して戦おう--。自適の生活に入ったリーは断り、2人はメキシコに帰っていった。しかしリーは、一度は断ったものの、男の友情にほだされて、飛行機でパンチョ・ビラの後を追うのだった。

「戦うパンチョビラ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「戦うパンチョビラ」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争
製作国 アメリカ
製作年 1968
公開年月日 1969年2月4日
製作会社 テッド・リッチモンド・プロ
配給 パラマウント
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ