桃(タオ)さんのしあわせ

たおさんのしあわせ A SIMPLE LIFE
上映日
2012年10月13日

製作国
中国 香港

制作年
2011
上映時間
119分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

長年仕えてきたメイドと雇い主の息子の間で結ばれる、親子のような絆を描く人間ドラマ。監督は、「女人、四十。」のアン・ホイ。出演は、本作で第68回ヴェネチア国際映画祭主演女優賞を受賞したディニー・イップ、「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ。第31回香港電影金像奨最優秀作品賞を含む主要5部門受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【BD】桃さんのしあわせ スペシャル・エディション

  • 【DVD】桃さんのしあわせ

  • 【BD】桃さんのしあわせ スペシャル・エディション

  • 【DVD】桃さんのしあわせ

TVで観る

ユーザーレビュー

「桃(タオ)さんのしあわせ」のストーリー

桃(タオ)さん(ディニー・イップ)は少女のころから60年間、香港の裕福な家庭にメイドとして仕えてきた。大家族のほとんどは海外に移住し、今は香港で映画プロデューサーとして活躍する長男ロジャー(アンディ・ラウ)の世話をしている。桃さんは掃除、洗濯、料理を完璧にこなし、ロジャーはそれを当たり前のように享受していた。ある日、桃さんが脳梗塞で倒れる。桃さんは迷惑をかけないよう、メイドを辞めて老人ホームに入るとロジャーに告げる。ロジャーは桃さんのために老人ホームを探し、かつての仕事仲間で、老人ホームを手広く経営するバッタ(アンソニー・ウォン)の施設に決める。施設の料金体系は複雑で、ロジャーは老人介護の現実を少しずつ学んでいく。主任のチョイ(チン・ハイルー)に迎えられて、桃さんは老人ホームに入居する。施設には、さまざまな事情を抱えた入居者たちが暮らしていた。カーテン1枚で辛うじてプライバシーを守られた部屋で、桃さんはこれからの生活を案じる。そんな中、時間を見つけては訪ねてくるロジャーの存在が、桃さんの支えとなる。何事も桃さんのペースに合わせるロジャーの姿に、2人を母子と誤解する者もいた。やがて桃さんはホームでの生活に慣れ、その穏やかで凛とした性格から、従業員や入居者から頼りにされるようになっていた。しかし、間近で入居者の死を目の当たりにし、自分にも最期のときが近づいていることを感じていた。そんな思いを、ロジャーの存在が払拭してくれる。2人で過ごす日々は、お互いにとってかけがえのないものになっていく……。

「桃(タオ)さんのしあわせ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「桃(タオ)さんのしあわせ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 中国 香港
製作年 2011
公開年月日 2012年10月13日
上映時間 119分
製作会社 Focus Films=Sil-Metropole Organisation=Bona International Film Group
配給 ツイン
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビーSRD
コピーライト (C) Bona Entertainment Co. Ltd.

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2012年11月上旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「桃さんのしあわせ」
2012年10月下旬号 UPCOMING 新作紹介 「桃さんのしあわせ」
「桃さんのしあわせ」 作品評
「桃さんのしあわせ」 対談 ディニー・イップ×アンディ・ラウ