解説
2011年にこの世を去った原田芳雄がかねてから温めてきたという船戸与一の短編小説『夏の渦』を「カフェ・ソウル」の武正晴監督が映画化。新宿のショーパブで働くニューハーフやゲイたちが、死んだ仲間をトラックで実家まで送り届けようとする顛末を描く。出演は「バトル・ロワイアル」の山本太郎、「はやぶさ 遥かなる帰還」の中村ゆり、「ハッシュ!」の高橋和也。
ユーザーレビュー
「EDEN(2012)」のストーリー
新宿のショーパブ“エデン”の店長兼演出家のミロ(山本太郎)は、仲間の従業員兼ダンサーたちと度々ケンカしながらも、楽しく毎日を過ごしている。今日はミロの42回目の誕生日。そんなお祝いの日に仲間のノリピーがミロの部屋で死んでしまう。第一発見者として警察署で事情聴取を受けたミロは、心無い刑事たちの侮蔑を含んだ質問に傷付いて、グッタリしてアパートに帰ってくる。部屋に戻ったミロは“エデン”のオーナー美沙子(高岡早紀)がストーカー被害に遭ったことを知らされる。複雑な思いで迎えた誕生日の夜、“エデン”に集まった仲間たちはいつになくしんみりと身の上話を語り出すのだった。やがてエルメス(高橋和也)の提案で、一同はノリピーの遺体をトラックに載せ、実家のある千葉の鴨川まで送り届けるという無謀な計画を立てるのだが……。
「EDEN(2012)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「EDEN(2012)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2012年11月17日 |
上映時間 | 101分 |
製作会社 | 映画「EDEN」フィルムパートナーズ(企画・制作プロダクション SUMOMO) |
配給 | SUMOMO(配給協力 Spring has come) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | ドルビーSR |
コピーライト | (C) 2012映画「EDEN」フィルムパートナーズ |
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