解説
ベストセラー『五体不満足』の作者、乙武洋匡が小学校教師を務めた経験を基にした同名小説を「ヴァイブレータ」の廣木隆一が映画化。乙武が本人モデルの教師役で出演、本作で俳優デビューを飾る。共演は「しゃべれども しゃべれども」の国分太一、「東京公園」の榮倉奈々、「曲がれ!スプーン」の三宅弘城、「夢売るふたり!」の安藤玉恵。
ユーザーレビュー
「だいじょうぶ3組」のストーリー
松浦西小学校の新学期の始業式。5年3組の担任としてやってきたのは、手と足のない教師、赤尾慎之介(乙武洋匡)だった。赤尾は生まれつき手足のない先天性四肢切断の障がいを持ち、教員採用試験の実技で不合格となったが、教育委員会で働く白石優作(国分太一)の尽力で教師になる夢を実現させたのだった。かつて教師を務めていた白石が、幼なじみの赤尾を1年間の期限付きで臨時教員になるよう誘ったのだ。そんな白石も補助教員として再び教壇に立つが、車いす姿の赤尾に子どもたちは茫然として声も出ない。白石が緊張の面持ちで見守る中、赤尾は「見てのとおり、先生には手と足がありません。だから先生が困っているなと感じた時には、ぜひお手伝いして下さい」と挨拶。だが子どもたちはどう反応していいのか、戸惑うばかりであった。さらに3組の子どもたちは思春期にさしかかり、いじめや家庭の問題など様々な悩みを抱えていた。白石と赤尾は力を合わせ、失敗や反省を繰り返し、時に同僚や先輩教師と衝突しながらも、子どもたちと向き合っていく。「だいじょうぶ」と励ましながら、個性豊かな28人の子どもたちと共に泣いたり、笑ったりの1年間が始まった……。
「だいじょうぶ3組」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「だいじょうぶ3組」のスペック
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