解説
ニューヨークを舞台にトップスターを夢見る若者たちのエネルギッシュな姿を描く。製作はジョン・パトリック・ヴェイチ、監督は「スター・クレイジー」のシドニー・ポワチエ、脚本はリチャード・ウェスリー、原案はティモシー・マーチ、撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はトム・スコットとジャック・ヘイスが担当。出演はジョン・スコット・クロー、ドン・フランクリンなど。日本版字幕は戸田奈津子。メトロカラー、ビスタサイズ。1985年作品。
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「ファスト・フォワード」のストーリー
オハイオ州のいなか町サンダスキー。ハイスクールの放課後。男女8人の若者たちがダンスに励んでいる。ハンサムなマット・シャーマン(ジョン・スコット・クロー)をリーダーとする8人は、この町きってのダンシング・チーム。その名はアドヴェンチュラス8H彼らは、ニューヨークでスターになることを夢みている。夏休みを利用してニューヨークに向かった彼らは、大手芸能プロのサボル・アソシエーツを訪れるが、頼りにしていた社長は急死し、新社長のクレム(サム・マクマレイ)に冷たくあしらわれてしまった。仲間のマイケル(ドン・フランクリン)らと共にガックリきたマット。サボル・アソシエーツが主催する新人タレント登竜門シュート・アウト・コンテストを目標に、とりあえず彼らはニューヨークにとどまることにする。そんなある日、マットは、金持ちの美しい娘スーザン(カレン・コーピンズ)と知り合う。彼を想っていたグループの1人、ジューン(タマラ・マーク)は内心穏やかではない。スーザンに誘われ、ディスコズーに行ったグループは、そこで、その地域を縄張りとするブレイク・ダンスのシーザーズ・ギャングに勝負を挑まれる。敵のリーダーの見事なテクニックで、その勝負は、マットたちの負け。彼らは反撃を誓い、猛烈なトレーニングを開始した。やがて、ズーで再度闘うことになった2チーム。今度はマットらに軍配があがった。グループは、再びサボル・アンシエーツにかけ合ったが、どうしてもコンテスト出場は受け入れられない。しかし、前社長の未亡人のおかげで潜入することに成功。ステージに現われた未亡人はプログラムにない彼らを紹介。怒り狂う社長を尻目に、観客の拍手喝采を受けるマットたち。アンコールの呼声の中、第一の関門を突破したマットたちの満足そうな顔があった。(コロムビア映画配給*1時間51分)
「ファスト・フォワード」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ファスト・フォワード」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1985 |
公開年月日 | 1985年5月3日 |
製作会社 | ヴァードン・セドリック・プロ作品 |
配給 | コロムビア映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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