解説
趣味の世界に没頭するオタク女子たちと女装の得意な青年が繰り広げる騒動をハイテンションに描き、第34回講談社漫画賞少女部門を受賞、2010年にはテレビアニメ化された東村アキコの漫画を映画化。監督は「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の川村泰祐。クラゲをこよなく愛する女性を「ホットロード」の能年玲奈が、政治家の息子で眩いばかりに美しく女装する青年を「共喰い」の菅田将暉が、彼の兄で交際経験のないエリートを「セカンドバージン」の長谷川博己が演じる。ほか、池脇千鶴、太田莉菜、篠原ともえ、お笑いコンビ『アジアン』の馬場園梓が個性的なオタク女子に扮する。衣装デザインは歌手きゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が担当。
ユーザーレビュー
「海月姫」のストーリー
レトロなアパート天水館に越してきた、何よりもクラゲを愛しイラストレーターを目指す倉下月海(能年玲奈)は、自分に自信が持てずおしゃれな人や異性を前にするとおどおどとしてしまう癖があった。同じく天水館に住むのは、鉄道オタクのばんば(池脇千鶴)、三国志オタクのまやや(太田莉菜)、枯れたおじさまに心酔するジジ(篠原ともえ)、和物を好む千絵子(馬場園梓)ら、個性の強いオタク女子ばかり。自分たちを尼~ずと呼び、男を必要としない人生をモットーにそれぞれ己の道を邁進していた。ある日、月海が熱帯魚店でトラブルに遭っているところを、きれいな女性に助けてもらう。しかしそのきれいな女性は実は蔵之介(菅田将暉)という男性であることがわかり、驚きを隠せない月海。蔵之介は月海や尼~ずを気に入りしばしば天水館を訪れるようになり、その中で月海は化粧など初めてのことをいくつも経験し、彼の影響を受け少しずつ変わっていく。一方、水面下で天水館取り壊しを狙う計画が動き始めていた……。
「海月姫」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「海月姫」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2014 |
公開年月日 | 2014年12月27日 |
上映時間 | 126分 |
製作会社 | 映画「海月姫」製作委員会(フジテレビジョン=アスミック・エース=講談社=ソニー・ミュージックエンタテインメント=電通=東宝=ジェンコ)(制作 =アスミック・エース/制作協力 ギークサイド) |
配給 | アスミック・エース |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.kuragehi.me/ |
コピーライト | (C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社 |
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