解説
「鉄道員 ぽっぽや」の原作者としても知られる作家・浅田次郎の同名小説を「探偵はBARにいる」の橋本一監督が映画化。倒産寸前の旅行会社が企画したパリ高級ホテル宿泊ツアーの参加者たちが繰り広げる騒動を描く。出演は「少年H」の水谷豊、「夕凪の街 桜の国」の田中麗奈、「ゲゲゲの女房」の吹石一恵、「ルームメイト」の尾上寛之、「るろうに剣心」の青木崇高、「ラブクラフト・ガール」の中村倫也、「花宵道中」の安達祐実。
ユーザーレビュー
「王妃の館」のストーリー
パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統とパリ随一の格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”、別名「王妃の館」は、世界中の観光客が憧れる最高級ホテル。そのホテルの知名度を利用して、倒産寸前の旅行会社が起死回生策として「王妃の館」のスイートルームを利用できるツアーを企画する。だがそれは、パリ10日間200万円の超豪華“ポジツアー”と、29万8000円の格安“ネガツアー”を同時に催行、昼と夜でダブルブッキングするというものだった。完璧に見えたその計画であったが、それぞれのツアーの参加者は、いずれも一癖も二癖もある曲者揃い。スランプの天才小説家・北白川右京(水谷豊)、旅行会社社長・朝霞玲子(田中麗奈)と添乗員・戸川光男(尾上寛之)、傷心の美人OL・桜井香(吹石一恵)、成金実業家・金沢貫一(緒形直人)、クラブホステス・ミチル(安達祐実)、カタブツの熱血警察官・近藤誠(青木崇高)、ショーパブの女装スター・クレヨン(中村倫也)、文芸編集者の香取良男(山中崇史)と早見リツ子(野口かおる)、そして元詐欺師・丹野二八(石橋蓮司)。彼らは様々な問題を抱えながらこのツアーに参加していた。新作の取材のためにやってきた右京は、持ち前のマイペースな人柄、そして彼に“降りてくる物語”によってツアー参加者たちを幸せへと導いていく……。
「王妃の館」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「王妃の館」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2015年4月25日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | 「王妃の館」製作委員会(テレビ朝日=トライサム=東映=木下グループ=東映 ビデオ=ディグ=電通=朝日放送=名古屋テレビ放送=集英社=北海道テレビ= 九州朝日放送=広島ホームテレビ)(製作プロダクション:ディグ) |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://www.ouhi-movie.jp/ |
コピーライト | (C)浅田次郎/集英社 (C)2015「王妃の館」製作委員会 |
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