わたしはマララ

わたしはまらら HE NAMED ME MALALA
上映日
2015年12月11日

製作国
アメリカ

制作年
2015
上映時間
88分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

2014年に17歳にしてノーベル平和賞を受賞したパキスタン人の少女マララ・ユスフザイとその家族に迫ったドキュメンタリー作品。パキスタン・タリバン運動支配下に入ったパキスタン北部スワート渓谷での女子教育が妨害されている教育事情や圧政に脅かされた生活の模様をBBC放送のブログに綴り、タリバンに命を狙われてもなお子供の権利のために活動を続ける彼女の生い立ちや少女らしい素顔、教育者である父ら家族の思いを映し出していく。監督は「不都合な真実」で第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したデイヴィス・グッゲンハイム 。
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  • 【DVD】わたしはマララ<特別編>

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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督、映画評論
    筒井武文
    もともと劇映画にする予定が、プロデューサーが少女本人と会って、ドキュメンタリーになったものだという。もちろん本人を記録した方が、彼女を演じる俳優の演技を見るより... もっと見る
  • 映画監督
    内藤誠
    グッゲンハイムの「不都合な真実」は分かりやすい啓蒙的な作品だったが、この作品もノスタルジックな手描きアニメまで使い、充分に時間と金をかけた、ストーリー性のあるド... もっと見る
  • 映画系文筆業
    奈々村久生
    思いのほか啓蒙的な作り。今の世相的に否定的なコメントも出てきづらいだろう。彼女は立派だ。それは大前提の上で、誰もが彼女のように声をあげられるわけではないという事... もっと見る

「わたしはマララ」のストーリー

2014年に17歳にしてノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイは、1997年に学校経営をする詩人の父と文字の読めない母との間に生まれた。父は民族の英雄である女性にちなみ、娘をマララと名付けた。やがて彼女は学校へ通いはじめる。生まれ育ったパキスタン北部にあるスワート渓谷がパキスタン・タリバン運動の支配下に置かれると圧政がはじまり、女子教育が妨害されるように。そんな実情をBBC放送のブログに綴っていくが、ニューヨークタイムズのドキュメンタリーへの出演をきっかけに身元が割れ、15歳のときに下校途中に友人とともに銃撃されてしまう。一命をとりとめた彼女は屈することなく教育の必要を訴えマララ基金を設立、世界規模の活動を続けている。カメラはブラッド・ピットやフェデラー選手のファンである一面や普段の様子、家族たちの思いを捉えるとともに、彼女が教育のために活動をし続ける理由に迫っていく。

「わたしはマララ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「わたしはマララ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2015年12月11日
上映時間 88分
製作会社 Imagenation Abu Dhabi FZ, Parkes+MacDonald Image Nation, Participant Media
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/malala/
コピーライト (C) 2015 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

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