ミモザの島に消えた母

みもざのしまにきえたはは BOOMERANG
上映日
2016年7月23日

製作国
フランス

制作年
2015
上映時間
101分

レーティング
一般映画
ジャンル
サスペンス・ミステリー ドラマ

check解説

「サラの鍵」の原作者として知られるタチアナ・ド・ロネのベストセラー小説を映画化。幼い頃に母を亡くしたアントワンは今でも喪失感を抱えているが、家族は何かを隠している様子。母が死んだ西仏の島を調べるうちに、彼は思わぬ真実にたどり着く。監督はフランス映画祭2004で上映された「彼女の人生の役割」のフランソワ・ファヴラ。過去と現在を行き来させながら、複雑な思いが絡む家族を描く。母の死の真相を追う男性を「アンタッチャブルズ」のロラン・ラフィットが、彼の妹を「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランが演じる。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 翻訳家
    篠儀直子
    クリスマスの場面以後は地獄絵図というほかなく、主人公はどうすべきだったのかとかい... もっと見る
  • 映画監督
    内藤誠
    少年時代の母の謎めいた死がトラウマとなった主人公ローラン・ラフィットが、執拗に謎... もっと見る
  • ライター
    平田裕介
    家族だからこそ言いたくない、家族だからこそ訊けない、家族だからこそ隠したい。どん... もっと見る

ユーザーレビュー

  • ミャーノフ大佐

    面白く観られた。
    音楽もサスペンス調で、これから何があるのかを楽しみにしてくれた。
    途中、このシーン、このカットはいらないかな、という所もあったが、総じて面白かった。
    これは、原作が良かったのか。一時期はまっていたロバート・ゴダードのミステリーみたい。
    出だしで自動車事故のシーンがあるので、クロード・ソーテ監督「すぎ去りし日の……」みたいな展開になるのかと危惧したが、そうはならずに安心。ただ、そうすると自動車事故はこの映画全体の流れで必要だったのか。途中から父と娘が和解して、ミステリーを解いていくのも、いい。
    邦題は苦労したようだ。原題「Boomerang」とは全く関係ない。舞台となるノワールムティエ島はミモザの島と言われてるようで、それでこの邦題をつけたのだろうが、日本人はほとんど知らないよなあ。
    それと、本編の後に予告編を見たのだが、いくら予告編は本編をどのように編集してもいいといっても、これはないよなあ。

「ミモザの島に消えた母」のストーリー

西フランスの大西洋に浮かぶノワールムティエ島は、冬に咲くミモザの花から『ミモザの島』と呼ばれている。30年前、この島の海である若い女性が謎の死を遂げた。その女性の息子であるアントワンは、40歳になってもなお喪失感を抱き続けていた。母の死の真相を追い始めるが、父と祖母は口を閉ざしてしまう。家族が何か隠していると察したアントワンは、恋人のアンジェルや妹アガッタの協力を得て、ミモザの島に向かった。そこで彼は、母の別の顔や衝撃の事実を次々に知っていく……。

「ミモザの島に消えた母」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ミモザの島に消えた母」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 フランス
製作年 2015
公開年月日 2016年7月23日
上映時間 101分
製作会社 レ・フィルム・デュ・キオスク(共同製作:フランス・ドゥ・シネマ、テーエフアン・ドロワ・オーディオヴィジュエル ユージェーセー)
配給 ファントム・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://mimosa-movie.com/
コピーライト (C) 2015 LES FILMS DU KIOSQUE FRANCE 2 CINÉMA TF1 DROITS AUDIOVISUELS UGC IMAGES

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2016年8月下旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 「ミモザの島に消えた母」
2016年8月上旬号 UPCOMING 新作紹介 「ミモザの島に消えた母」