教授のおかしな妄想殺人
きょうじゅのおかしなもうそうさつじん IRRATIONAL MAN
解説
欧米各地を身軽に行き来し、独特の哲学に基づく珠玉作の数々を発表してきたウディ・アレン監督が、個性派俳優ホアキン・フェニックスと組んだ最新作。『マジック・イン・ムーンライト』に続いてエマ・ストーンをヒロインに迎え、“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらむクライム・コメディ。奇抜なストーリー展開の中に人間の悲哀と滑稽さが入り混じり、アレン流のダークなユーモアが炸裂する!
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
ホアキン・フェニックスといえばほとんどの映画で癖のある役を演じる役者。彼がウディ・アレンの映画?ウディ・アレンのスノッブな映画で大学教授の役?と思ったら最後はああで、やっぱりホアキン・フェニックスか、と。
邦題から、ラストは違う終わり方を想像していたのだが、原題ではこのような終わり方の意味でしょう。
ウディ・アレンの映画の中では「マッチポイント」と並ぶ不快な映画。「マッチポイント」の方が嫌いかな。ウディ・アレンは軽妙なコメディを作ってほしいよな。こんな後味の悪い映画は、サスペンスが得意な他の監督に撮らせれば、もっと面白くなったかもしれない。
ホアキン・フェニックスの横顔がピエール瀧に見えました。ホアキンの方が少し痩せているけど。 -
にくく
コメディじゃないし、邦題つける職業の人はちゃんと考えて最適な題名をつけてほしい。
「教授のおかしな妄想殺人」のストーリー
夏の日差しがきらめくアメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授のエイブは、真っ暗闇の中を生きていた。人生の意味を見失った彼は、慢性的に孤独な無気力人間になってしまったのだ。ある日、迷惑な悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。かくして“奇妙な目的”を発見した途端、エイブの毎日は鮮やかに彩られ、身も心も絶好調に一変する。一方、エイブに好意を抱く教え子ジルは、彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、燃え上がる恋心を抑えられなくなり……。
「教授のおかしな妄想殺人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「教授のおかしな妄想殺人」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年6月11日 |
上映時間 | 95分 |
配給 | ロングライド(提供 KADOKAWA=ロングライド) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://kyoju-mousou.com/ |
コピーライト | Photo by Sabrina Lantos (C) 2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC. |
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