解説
2014年上演の日本テレビ開局60年特別舞台『真田十勇士』を堤幸彦監督・中村勘九郎主演で映画化。名将と名高いが本当は凡庸な武将に過ぎず、虚像との差に苦しんでいた真田幸村。そんな幸村と出会った猿飛佐助は、彼を立派な武将に仕立て上げようとする。出演は、「ピース オブ ケイク」の松坂桃李、「紙の月」の大島優子。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志やはり、中村勘九郎の動きが画面を活気づけている。舞台で鍛えているから当然だろうが、やや甲高いその声もよく通って小気味よい。ただ、十人もいると、松坂桃李の霧隠とか... もっと見る
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映画評論家上島春彦好評舞台の映画版。情報を事前に得ていたわけでもないが、見ると圧倒的に面白いのはラストの舞台的趣向を活かした部分である。もちろん火や水を大道具として大胆に使うのは... もっと見る
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映画評論家モルモット吉田良い悪い以前に、いつもの堤映画なので劇場で観ては充分に愉しめないというだけ。冒頭から延々とアニメを流して、もうすぐ実写になりますと表示したところで全く面白くもな... もっと見る
「真田十勇士(2016)」のストーリー
関が原の戦いから10年以上経ち、徳川家康(松平健)は天下統一を目前にしていた。豊臣秀吉の遺児・秀頼の母である淀殿(大竹しのぶ)は豊臣家復興の妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。世にいう大坂冬の陣が始まり、豊臣方の武将たちが次々と大坂城に入城するなか、一際異彩を放つ一団がいた。彼らは天下の名将として名高い真田幸村(加藤雅也)を筆頭とした、真田十勇士だった。戦力の乏しい豊臣方の期待は一心に幸村たちに注がれていたが、実は幸村は男前が過ぎるばかりに周囲に勘違いされ、凡庸な武将にも関わらず天下の名将に祭り上げられていただけで、彼が大活躍したエピソードは偶然が重なったに過ぎなかった。そこに現れたのが、つまらない世をおもしろく生きるために抜け忍となった猿飛佐助(中村勘九郎)だった。己の虚像と実像のギャップに苦しむ幸村に出会い、自分のハッタリで幸村を本物の立派な武将に仕立て上げてみせようと思い立った佐助は、同じ抜け忍の霧隠才蔵(松坂桃李)など9人の仲間を集め、陰日向に幸村を支えてきたのだった。こうして、大坂冬の陣、夏の陣の火ぶたが切って落とされる。
「真田十勇士(2016)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「真田十勇士(2016)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 時代劇 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2016 |
公開年月日 | 2016年9月22日 |
上映時間 | 135分 |
製作会社 | 日本テレビ放送網=松竹=日活=D.N.ドリームパートナーズ=読売テレビ放送=電通=ポニーキャニオン=読売新聞社=JR東日本企画=オフィスクレッシェンド=STV=MMT=SDT=CTV=HTV=FBS(企画・製作 日本テレビ放送網/制作プロダクション オフィスクレッシェンド) |
配給 | 松竹=日活 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://sanada10braves.jp/ |
コピーライト | (C) 2016「真田十勇士」製作委員会 |
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