秋の理由

あきのりゆう
上映日
2016年10月29日

製作国
日本

制作年
2016
上映時間
88分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

詩人としても活躍する福間健二監督作品。出版社を経営する編集者・宮本。その友人で作家の村岡は代表作『秋の理由』以降、小説を発表しておらず、精神的な不調から声が出なくなる。村岡の新作を出したいと思う宮本は、実は村岡の妻・美咲に想いを寄せていた。出演は、「百円の恋」の伊藤洋三郎、「夢の女 ユメノヒト」の佐野和宏、「東京の日」の趣里、「キャタピラー」の寺島しのぶ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】秋の理由

TVで観る

この作品のレビュー

ユーザーレビュー

「秋の理由」のストーリー

本の編集者である宮本守(伊藤洋三郎)は、小さな出版社・黙示書房を経営している。しかし経営は苦しく、事務所をたたむことになる。宮本の友人で作家の村岡正夫(佐野和宏)は、代表作『秋の理由』以降、小説を発表しておらず、精神的な不調から声が出なくなり、筆談器を使っている。村岡の才能を信じる宮本は、彼の新作を出したいと思っている。そして実は、村岡の妻・美咲(寺島しのぶ)に想いを寄せていた。ある日、宮本と村岡の前にミク(趣里)という女性が現れ、『秋の理由』を何回も読んだという。彼女は『秋の理由』のヒロインに似ていた。宮本はミクと過ごすうちに美咲への思いをはっきりと自覚するが、美咲はそれを受け入れようとはしない。しかし、美咲と村岡の関係は険悪になっていく。正気と狂気の間を揺れ動く村岡は、難民的な男女の群れの中に自分がいる夢をよく見るようになる。村岡は自分のそばに宮本がいることを苦痛に感じ、宮本にそれを告げてしまう。すると宮本は、村岡に、自分に、そしてこの世界のあり方に対して怒りを爆発させる。

「秋の理由」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「秋の理由」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016年10月29日
上映時間 88分
製作会社 「秋の理由」製作委員会(tough mama 渋谷プロダクション)
配給 渋谷プロダクション
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://akinoriyuu.com/
コピーライト (C)「秋の理由」製作委員会

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2016年11月下旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 「秋の理由」
2016年11月上旬号 「秋の理由」 対談 福間健二[監督]×文月悠光[詩人] だれかが泣いているために秋が来たわけではない