解説
峡谷の小さな町を舞台に土地買収一味と元CIA工作員との戦いを描いたアクション映画。製作はレオ・L・フックス、監督は「ブラックライダー(1986)」のハーレー・コクリス、ウィリアム・ウィンゲートの小説「ショットガン」を基に「危険なささやき」のクリストファー・フランクが脚色、撮影は「メル・ブルックスの大脱走」のジェラルド・ハーシュフェルド、音楽はデイヴィッド・ニューマンが担当。出演は「レンタ・コップ」のバート・レイノルズ、「ブレインストーム」のクリフ・ロバートソン、「サルバドル 遥かなる日々」のシンシア・ギブ、「ヘカテ」のローレン・ハットンほか。
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「マローン 黒い標的」のストーリー
あてのない旅の途中、車の故障のためリチャード・マローン(バート・レイノルズ)は、峡谷の小さな町カムストックで自動車修理店を営むポール・バーロウ(スコット・ウィルソン)と彼の娘ジョー(シンシア・ギブ)の好意により、しばらくの間厄介になることになった。しかし元CIA特殊工作員であった彼は、この町の様子がどこか尋常でないことをすばやく察知するのだった。というのも、謎の大富豪チャールズ・デラニー(クリフ・ロバートソン)の強引な土地買収により町はほぼゴーストタウンと化しており、彼の息のかかった警察署長ホーキンズ(ケネス・マクミラン)によって、数々の一味の嫌がらせも事故として処理されてしまう始末。やがてマローンも様々なトラブルに巻き込まれるようになり、彼の正体を知ろうと接近してきたデラニーをあっさりあしらうことにより、その翌朝マローンは、彼の雇う殺し屋に命を狙われる。脇腹に傷をうけるが、間一髪のところで命拾いした彼はホーキンズの意をうけた警官の陰謀を振り切り何とか病院で治療をうけるが、監視の目はなおも光っていた。しかし、女性エージェントで彼の昔の恋人ジャミー(ローレン・ハットン)の手引きで、病院から脱出、隠れ家の山荘で回復を待つのだった。ある日、マローンの留守中にデラニーの配下によって惨殺されたジャミーの姿を見た彼は怒りに燃えて単身敵のアジトヘ向かい、一味と対決、粉砕するのだった。
「マローン 黒い標的」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「マローン 黒い標的」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1988年10月1日 |
製作会社 | オライオン作品 |
配給 | ワーナー映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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