トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡
ともしびちょうしでんてつろくてんよんきろめーとるのきせき
解説
千葉県銚子市を走る銚子電鉄をめぐる物語を原作にした、「の・ようなもの のようなもの」の杉山泰一監督による群像劇。銚子電鉄を盛り上げるため、電車と高校生ランナーとのレースが行われることに。発案者の杏子はじめそれぞれの思いを胸に、当日を迎える。レースを企画した女子高生・杏子を映画初主演の松風理咲が演じるほか、お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉、「エミアビのはじまりとはじまり」の前野朋哉、シンガーソングライターの植田真梨恵らが出演。原作者の吉野翠も脚本に参加している。2017年5月6日よりイオンシネマ銚子、イオンシネマ幕張新都心にて先行公開。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志鉄ちゃんとは無縁な人間だが、見ているうちに銚子電鉄に乗ってみたくなった。それは本作が醸し出す独特に柔らかい空気によるのだろう。松風理咲扮する高校生は自分が企画し... もっと見る
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映画評論家モルモット吉田川本三郎氏の映画と旅を絡ませたエッセイで読んでみたくなる作品なのはいいが、銚子電鉄には乗りたくなったものの映画には乗れず。ヒロインが企画したレースが最初から決ま... もっと見る
「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」のストーリー
父を亡くし、銚子の街で母(富田靖子)と二人暮らしの椎名杏子(松風理咲)は、銚子電鉄と高校生ランナーとのレースを企画。地元メディアにも注目され期待が高まるが、最終ランナーが決まらず焦っていた。その頃、電車撮影マニアの熊神(前野朋哉)は、人生に疲れ果てふと銚子を訪れたキミエ(植田真梨恵)と出会う。荒れた生活を送るキミエを世話することになった熊神は少しずつ彼女のことを理解し、次第に二人の距離は近づいて行った。一方、負けられない銚子電鉄側は万全の準備をしてレースに臨もうとしていたが、思いがけない部品故障が起き、運転士の磯崎(有野晋哉)は諦めようとする。その時、普段母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた杏子が、ある言葉を投げかける。それぞれが様々な思いを胸に、ついにレース当日を迎える。
「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 青春 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2017年5月20日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | トモシビパートナーズ(制作:クリーク・アンド・リバー社/制作協力:楽映舎=T‐REX FILM) |
配給 | トモシビパートナーズ(配給協力:アーク・フィルムズ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://tomoshibi-choshi.jp/ |
コピーライト | (C)2017 トモシビパートナーズ |
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