解説
PFFアワード2014ジェムストーン賞を受賞した小田学の長編デビュー作。高校3年生のサイモンは、親友のタダタカシに密かに想いを寄せていた。だが、それに気づかないタカシは、高校最後の夏休み、サイモンを誘って“運命の女”を探す旅に出る……。出演は「獣道」の須賀健太、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストフォトジェニック賞を受賞し、本作が映画初出演となる阪本一樹。
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【DVD】サイモン&タダタカシ
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志これは、はじめのほうのサイモン(阪本一樹)が、ただボーッと立っているだけにしか見えないからかもしれないが、とにかく前半が緩い。それを救っているのが、須賀健太(タ... もっと見る
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映画評論家上島春彦男が男を好きになったり二人で旅に出たり、という物語は普通に面白い。どっちの俳優もいいし、片思いのシチュエーションが胸キュン感覚。出発点はね。ところが青春ロードム... もっと見る
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映画評論家吉田伊知郎友情でも同性愛でもホモソーシャルでもない、男同士の同伴感覚がズレも含めて心地良い。アニメ、ジオラマの導入は珍しいとは言えないが、奇をてらうためではなく本篇の進行... もっと見る
「サイモン&タダタカシ」のストーリー
卒業後は大学進学を予定している工業高校3年生のサイモン(阪本一樹)と、実家の工場を継ぐタダタカシ(須賀健太)は親友同士。ところが実は、繊細で内気なサイモンは、エネルギッシュでロマンチストなタカシに密かに想いを寄せていた。そんなサイモンの気持ちに気づかない鈍感なタカシは、男ばかりの高校生活に終止符を打つため、高校最後の夏休みに“運命の女”を探して旅に出ようと持ちかける。ギター片手に全力で突き進むタカシに対して、自分の気持ちを伝えられないサイモン。それぞれ異なる想いを抱えながら進む旅は、流れ星が降った夜、思いもよらない結末へと向かっていく……。
「サイモン&タダタカシ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「サイモン&タダタカシ」のスペック
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