ピアニストを待ちながら

ぴあにすとをまちながら
上映日
2024年10月12日

製作国
日本

制作年
2024
上映時間
61分

ジャンル
ドラマ

check解説

村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)の開館記念映画として製作された短編をもとに、村上春樹ライブラリーで全編撮影された劇場公開(ディレクターズカット)版。なぜか真夜中の図書館に閉じ込められた5人の男女。彼らは芝居の稽古を始めるが……。出演は、「バジーノイズ」の井之脇海、「かくしごと」の木竜麻生、ドラマ『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』の大友一生。監督は今年デビュー20周年となる、「眠り姫」などの七里圭。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 文筆家
    和泉萌香
    自動扉は開閉するのに出ていくことはできない虜囚たる我々はもう、不条理文学談議をしている場合でも、神など待っている場合でもない。新しい図書館における、内輪的なぐる... もっと見る
  • フランス文学者
    谷昌親
    題名が示すように、ベケットの戯曲が下敷きにされており、芝居の上演に向けて稽古をしている人物たちが登場する。物語の展開も不条理劇風で、総じて、きわめて演劇的な作品... もっと見る
  • 映画評論家
    吉田広明
    ピアニストは到来すべき芸術=「詩」であり、やがて来る「死」でもあるゆえ、本作は芸術とは、生きるとは何かを問う原理論的作品としての深みを得る。しかし「原理」を言う... もっと見る

「ピアニストを待ちながら」のストーリー

瞬介(井之脇海)が目覚めると、そこは真夜中の図書館だった。彼が倒れていた階段の両側には吹き抜けの天井まで本棚がそびえ、あちこちの段に小さなヒトガタが潜んでいた。瞬介は扉を片っ端から開けて外に出ようとするが、なぜか館内に戻ってしまう。途方に暮れた彼は、導かれるように一台のグランドピアノを見つけ、そっと鍵盤に指を置く。やがて、大学時代の演劇仲間で、旧友の行人(大友一生)とその彼女だった貴織(木竜麻生)と再会する。行人と貴織は随分前からここにいるらしい。他にも、見知らぬ中年男・出目(斉藤陽一郎)や謎の女・絵美(澁谷麻美)がいた。行人はこの状況を逆手にとって、彼が作・演出するはずだった芝居『ピアニストを待ちながら』の稽古を始める。しかし、瞬介には気になることがあった。それは、行人は死んだはずだということだった……。

「ピアニストを待ちながら」の映像

「ピアニストを待ちながら」の写真

「ピアニストを待ちながら」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ピアニストを待ちながら」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2024
公開年月日 2024年10月12日
上映時間 61分
製作会社 インディペンデントフィルム=早稲田大学国際文学館(制作:インディペンデントフィルム)
配給 インディペンデントフィルム
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://keishichiri.com/pianist
コピーライト (C)合同会社インディペンデントフィルム/早稲田大学国際文学館

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