港町
みなとまち INLAND SEA- 上映日
- 2018年4月7日
- 製作国
- 日本 アメリカ
- 制作年
- 2018
- 上映時間
- 122分
- レーティング
解説
独自のルールに基づく“観察映画”で、国内外から高い評価を受ける想田和弘が、ある港町で繰り広げられる人々の営みを見つめたドキュメンタリー。穏やかな内海にある小さな海辺の町。孤独と優しさが漂うこの町に暮らす人々は、静かに言葉を紡いでゆく……。ベルリン国際映画祭2018に正式招待された観察映画の新境地。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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評論家上野昻志網にあげられた魚は市場に卸され、魚屋に行く。魚屋のおかみさんは、それを車に積んで、町の人に売りあるく。昔は、よく見かけた光景だ。猫が魚の臓物を喰うのも、昔は眼を... もっと見る
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映画評論家上島春彦この港町が選ばれた理由については資料を読めば分かるが、映画自体はそういう件を語らない。その結果、金にはならない漁を淡々と続ける老人と、地域から色々と疎外されてい... もっと見る
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映画評論家吉田伊知郎舞台となる牛窓は「カンゾー先生」のロケ地だが、映画的磁場が強いようだ。本作に出てくる人々も現実の中に居るとは思えない。路地から路地へとカメラが動くに連れて、人か... もっと見る
「港町」のストーリー
美しく穏やかな内海。小さな海辺の町には、孤独と優しさが漂う。やがて失われてゆくかもしれない豊かな土地の文化や共同体の形。そして、そこで暮らす人々。静かに語られる彼らの言葉は、町そのもののモノローグにも、ある時代のエピローグのようにも聞こえる。やがて、その瞬間は不意に訪れる……。
「港町」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「港町」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 アメリカ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年4月7日 |
上映時間 | 122分 |
製作会社 | Laboratoy X,Inc |
配給 | 東風 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |
公式サイト | http://minatomachi-film.com/ |
コピーライト | (C)Laboratoy X,Inc |
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