猫は抱くもの

ねこはだくもの
上映日
2018年6月23日

製作国
日本

制作年
2018
上映時間
109分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

大山淳子の同名小説を、沢尻エリカと吉沢亮共演で犬童一心が映画化。スーパーで働く元アイドルのアラサー女性、沙織は、日々の出来事をロシアンブルーの猫・良男に打ち明けていた。やがて良男は、自分が人間で、沙織の恋人だと思い込むようになり……。「素敵なダイナマイトスキャンダル」の峯田和伸、『わにとかげぎす』のコムアイが共演。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    人間と擬人化した猫の話といえば、アニメ化された大島弓子原作の「綿の国星」があるが、今回は似た設定を実写化、これがどうにも歯が浮くような作品で、途中で逃げ出したく... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター、退役映写技師
    千浦僚
    これからの日本は戦後すぐの社会における復員兵やアメリカの退役軍人のような元アイドルという存在を世の中に大量に抱え込むだろう。自意識の戦場のヴェテランのPTSDは... もっと見る
  • 映画評論家
    松崎健夫
    「心中天網島」や「ドッグヴィル」など“舞台的なもの”を映画に変換してきたという歴史は確かに古今東西ある。そして終幕に至るストーリーの?末... もっと見る

「猫は抱くもの」のストーリー

思い通りの自分になることができず、いつの間にか投げやりな生き方に慣れてしまった元アイドルのアラサー女性、沙織(沢尻エリカ)。今はスーパーで働く日々を送る彼女が心を開くのは、こっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけだった。毎日の出来事を、妄想を交えつつ語る沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が人間で、彼女を守れるのは恋人の自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れる。これをきっかけに、沙織の変化を目の当たりにした良男はある晩、月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまう……。ゴッホや彼を慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は自分らしく生きる術を見出していく。うまくいかないことの輝き。置いてきぼりをくらっている時間の豊かさ。やがて、灰色の日常がカラフルに輝き始める……。

「猫は抱くもの」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「猫は抱くもの」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018年6月23日
上映時間 109分
配給 キノフィルムズ/木下グループ
レイティング 一般映画
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://nekodaku.jp/
コピーライト (C)2018 「猫は抱くもの」製作委員会

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