解説
椎葉ナナによる同名少女漫画を、「少女ピカレスク」の井口昇監督、「虹色デイズ」の中川大志主演で実写化。イケメンなのに恋愛経験のないヘタレの斗和は、彼女を作ると宣言。学年一の美少女・美苑に狙いを定めて再三アプローチするうちに、本気で恋をする。井口監督と中川大志はテレビドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』以来のタッグ。主人公が恋するクールビューティ三輪美苑を「ラブ×ドック」の唐田えりかが、恋敵の教師・柾木隆次を「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」の小池徹平が演じる。映画公開に先駆け、前日譚が連続ドラマとして放映された。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「覚悟はいいかそこの女子。」のストーリー
幼い頃から女子に囲まれてきた古谷斗和(中川大志)。見た目はイケメンでちやほやされてきたが、中身はヘタレで、まだ誰とも付き合ったことがない。所詮は観賞用男子だと同級生から揶揄された斗和は、イケメンである自分にとってたやすいこととばかりに彼女を作ると宣言する。学年一の美少女で何人もの男たちをフリ続けている三輪美苑(唐田えりか)に狙いを定め、自信満々に告白。しかし安っぽい告白とあえなく一蹴されてしまい、現実を受け入れられない斗和は躍起になって再三アプローチをかけては撃沈を繰り返す。アプローチを続けていくうちに、美苑の人柄に触れ、真剣に彼女のことを好きになっていく斗和。しかし、彼女の視線の先には美術教師・柾木隆次(小池徹平)がいた。ヘタレであることを自覚した斗和は、初めて恋した相手に認めてもらおうと本気で奮闘していく。
「覚悟はいいかそこの女子。」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「覚悟はいいかそこの女子。」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス 青春 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年10月12日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | 2018 映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会(東映=VAP=木下グループ=ユニバーサル ミュージック=MBS)(制作プロダクション:ドリームプラス/制作協力:ワンダーヘッド) |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.kakugo-joshi-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会 (C)椎葉ナナ/集英社 |
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