解説
「たたら侍」の青柳翔を始め、劇団EXILEのメンバーが総出演する「うさぎドロップ」のSABU監督作。ファンに監禁された演歌歌手ヒロシ、瀕死の重傷を負った彼女の意識回復を望むタケル、復讐のため組事務所に殴り込みをかけるテツオ。3人の男たちの運命を追う。共演は「OVER DRIVE オーバードライブ」の町田啓太、「リベンジgirl」の鈴木伸之、「淵に立つ」の筒井真理子。第31回東京国際映画祭特別招待作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【BD】jam Blu-ray
-
【DVD】jam DVD
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
評論家上野昻志筒井真理子の昌子がコワイ! 演歌歌手のヒロシ(青柳翔)を椅子に縛り付け、歌を作らせるときの姿は、何もせずして狂気を漂わす。それに先立つ、オバサンたちがペンライト... もっと見る
-
映画評論家上島春彦噂には聞いたことがあるものの「劇団エグザイル」の仕事を映画で初めて見る。ユニット作品というのは当然まとまりの良さが前提。この作品では三つの全く異なる話が近い場所... もっと見る
-
映画評論家吉田伊知郎3つの挿話が重なり合う疾走型の本作はSABUの初期作を思わせる。冒頭の青柳が演じる演歌歌手とファンとのやり取りが長すぎるが、堂々たる怪演ぶりを見せてくれるので引... もっと見る
「jam」のストーリー
熱烈なファンに支えられ舞台では華やかに輝きながらも、いつも心に空虚感を抱えている場末のアイドル演歌歌手ヒロシ(青柳翔)。ある日のコンサート終わり、ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれ、そのまま彼女の暴挙に巻き込まれて、ヒロシは彼女の自宅に監禁されてしまう……。一方、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい、毎日彼女の意識回復だけを望むタケル(町田啓太)。善いこと=貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じ、毎日必死に生きるタケルだったが……。そして、刑期を終え、刑務所からシャバに戻ったテツオ(鈴木伸之)は、自分を刑務所送りにしたやくざに復讐を果たそうと、組の事務所に単身殴り込みをかける……。そんな3人の物語が同じ時間、同じ街で交差し絡み合いながら、それぞれの人生の“因果応報”が巡り巡ってゆく……。
「jam」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「jam」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2018年12月1日 |
上映時間 | 102分 |
配給 | LDH PICTURES |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://ldhpictures.co.jp/movie/jam/ |
コピーライト | (C)2018「jam」製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2018年12月下旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「jam」 |
2018年12月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 「jam」 |
キネマ旬報増刊 キネマ旬報NEXT Vol.22 中島健人「ニセコイ」 | Special Talk Session 3×3~三つの作品を巡る三つの鼎談 青柳翔×町田啓太×鈴木伸之「jam」 |