解説
2017年に直木賞と本屋大賞を史上初ダブル受賞した恩田陸による同名小説を映画化。近年高い注目を浴びる芳ヶ江国際ピアノコンクールに集う若き天才たち。元神童の亜夜、不屈の努力家・明石、本命視されるマサル、そして異端児・風間塵らの戦いが始まる。監督は「愚行録」の石川慶。再起を図る亜夜を「勝手にふるえてろ」の松岡茉優が、サラリーマン奏者の明石を「新聞記者」の松坂桃李が、信念の貴公子・マサルを「レディ・プレイヤー1」の森崎ウィンが、異質な天才・塵をオーディションで抜擢された鈴鹿央士が演じる。オリジナル楽曲『春と修羅』を国際舞台で活躍する藤倉大が作曲。作中の演奏はピアニストの河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央が担当する。
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「蜜蜂と遠雷」のストーリー
ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝するというジンクスがあり、近年高い注目を浴びる芳ヶ江国際ピアノコンクール。ピアノの天才たちが予選会に集う中、それぞれの思いを胸にした4人の若きピアニストが現れる。かつて神童と謳われたが7年前に突然失踪し、そこからの再起を図る栄伝亜夜(松岡茉優)。一児の父であり、最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者・高島明石(松坂桃李)。人気・実力ともに備え優勝本命視されているマサル(森崎ウィン)。そして今は亡き“ピアノの神”からの推薦状を持つ謎の少年・風間塵(鈴鹿央士)。戦いを通じ互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げていく4人。その先に待ち受ける運命とは……。
「蜜蜂と遠雷」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「蜜蜂と遠雷」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年10月4日 |
上映時間 | 118分 |
製作会社 | 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会(東宝=木下グループ=幻冬舎=ソニー・ミュージックエンタテインメント=博報堂=朝日新聞社=東急エージェンシー=ひかりTV=日本出版販売=時事通信社=ヤマハ=河合楽器製作所=ヒラタインターナショナル=フォスター=GYAO=中日新聞社)(製作プロダクション:東宝映画) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://mitsubachi-enrai-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会 |
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