解説
フランスの女性作家シドニー=ガブリエル・コレットの半生を映画化。1893年、コレットは人気作家ウィリーとの結婚を機に、パリへと移り住む。実は自分の作品を他の作家たちに書かせていたウィリーはコレットの才能に気づき、自身の自伝的小説を書かせる。出演は、「くるみ割り人形と秘密の王国」のキーラ・ナイトレイ、「トゥームレイダー ファースト・ミッション」のドミニク・ウェスト、「ツリー・オブ・ライフ」のフィオナ・ショウ、「ジミー、野を駆ける伝説」のデニース・ゴフ。監督は、「アリスのままで」のウォッシュ・ ウェストモアランド。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「コレット」のストーリー
フランスの田舎町サン・ソヴールで生まれ育ったコレット(キーラ・ナイトレイ)は、14歳年上の人気作家ウィリー(ドミニク・ウェスト)と出会い、激しい恋に落ちる。1893年、コレットは結婚を機にパリへ移り住む。1890年代のパリは、ベル・エポック真っ只中の活気に溢れていた。コレットは夫のウィリーとともに芸術家たちの集うサロンへと足繁く通い、いつの間にか享楽の世界に浸っていた。しかし、派手な暮らしの裏ではウィリーの浪費癖が原因で借金がかさみ、さらに、ウィリーは編集の勉強会と称して他の作家たちに自分の作品を書かせていた。そんななか、ウィリーはコレットの才能に気づき、自身のゴーストライターとして彼女に自伝的小説を書かせる。コレットが執筆した『クロディーヌ』シリーズは一大ブームとなり、商才のあったウィリーは舞台化やブランドを立ち上げることで幅広く商品を展開することを思いつく。これらの成功によってコレットとウィリーは注目されるようになるが、コレットは自分が作者であることを世間に認められない葛藤と夫の度重なる浮気に苦しめられていた。コレットの気持ちが離れていく一方、ウィリーは新作の執筆をコレットに強制し、束縛し始める。徐々に夫婦関係が険悪になり、コレットはもっと世界に関わっていきたいと願うようになる。そして、自分を偽らずに生きる男装の貴族ミッシー(デニース・ゴフ)との出会いが後押しとなり、コレットは自らの歩むべき未来を追い求め始める……。
「コレット」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「コレット」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 歴史劇 ドラマ |
製作国 | イギリス アメリカ |
製作年 | 2018 |
公開年月日 | 2019年5月17日 |
上映時間 | 111分 |
配給 | 東北新社=STAR CHANNEL MOVIES |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://colette-movie.jp/ |
コピーライト | (C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved. |
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