山懐(やまふところ)に抱かれて
やまふところにだかれて- 上映日
- 2019年4月27日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2019
- 上映時間
- 103分
- レーティング
- 一般映画
解説
岩手県の山あいで、酪農を営む大家族の24年を追いかけたドキュメンタリー。自らの手で山に牧場を切り拓き、四季を通じて牛を完全放牧し、草だけを餌に育てる“山地酪農”に情熱を傾け実践する夫婦と7人の子どもたちの日々の成長や営み、新たな挑戦を映し出す。ナレーションを「居酒屋ゆうれい」「のど自慢」の室井滋が担当。テレビ岩手 開局50周年記念作品。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
「山懐(やまふところ)に抱かれて」のストーリー
岩手県下閉伊郡田野畑村に暮らす9人の酪農大家族。一年を通して山に牛を完全放牧し、大地に生えるシバと自前で栽培する牧草だけを餌に牛を育てる“山地酪農”を営む。自然の中から生み出される、その理想的な酪農の実現を胸に大学卒業後の1974年、この地に移住した父・公雄は、山を切り開き、シバを植え、牧場を育ててきた。プレハブの家でのランプ生活が続くなか、授かった5男2女の子どもたちは父の背中を追うように牧場を元気にかけまわり、手伝いをしながらすくすくと育っていく。夏には冬のための草を刈り、秋にはヤマナシの木に登ってその実をオヤツに、冬には家族全員で薪を拾い、春には仔牛が生まれる……。四季の風景に彩られ、休むことのない牧場の暮らしは続く。だが一方で、自然とともに歩む“山地酪農”ゆえの課題が次々と一家の暮らしの前に立ちはだかる。限りある乳量、広さに応じて決まっている牛の頭数、販売価格の調整……。ジレンマと闘いながら試行錯誤を繰り返すなか、牧場はプライベートブランド《田野畑山地酪農牛乳》設立へと踏み出す……。
「山懐(やまふところ)に抱かれて」の写真
「山懐(やまふところ)に抱かれて」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「山懐(やまふところ)に抱かれて」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | 日本 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2019年4月27日 |
上映時間 | 103分 |
製作会社 | 製作著作:テレビ岩手 |
配給 | (配給協力:ウッキー・プロダクション) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.tvi.jp/yamafutokoro/ |
コピーライト | (C)テレビ岩手 |
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