イサドラの子どもたち
いさどらのこどもたち ISADORA'S CHILDREN- 上映日
- 2020年9月26日
- 製作国
- フランス 韓国
- 制作年
- 2019
- 上映時間
- 84分
- レーティング
- 一般映画
解説
モダンダンスの始祖イサドラ・ダンカンが20世紀初頭に創作したダンス『母』と、4人の女性たちの出会いを追ったドキュメンタリー。フランスの俊英ダミアン・マニヴェルが、全く新しい試みで『母』の翻案に挑み、イサドラと子どもたちの物語を紡ぎ上げる。出演は「美しいひと」のアガト・ボニゼール、「キングス&クイーン」のエルザ・ウォリアストン。第72回ロカルノ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画評論家小野寺系在りし日のイサドラ・ダンカンに思いを馳せる4人の女性の姿を、3つのパートでドキュメンタリー風に追っていくという構成。そのかなりの部分が、思索に耽ったり資料に触れ... もっと見る
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映画評論家きさらぎ尚チュニックを着て裸足で踊るダンスの祖、イサドラ・ダンカンが遺した創作ダンス『母』をモチーフにしたこの作品は、祈りに似ている。イサドラの自伝から、『母』の創作のき... もっと見る
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映画監督、脚本家城定秀夫イサドラ・ダンカンのダンスを継承しようとする者、あるいはその魂に触れ救われる者たちを多角的視点から覗き、通常の作劇ならクライマックスに置かれるであろうダンスシー... もっと見る
「イサドラの子どもたち」のストーリー
モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1878-1927)。20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は1913年4月、2人の子を事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、亡き子どもたちに捧げるソロダンス『母』を創り上げた。それから100年の時を経て、現代に生きる4人の女性がイサドラの『母』と邂逅する。まったく新しい試みで『母』の翻案に挑み、イサドラと子どもたちの物語を紡ぎ上げるのは、「若き詩人」「泳ぎすぎた夜」で注目を集めたフランスの俊英ダミアン・マニヴェル。女たちの身体を通して呼応し、伝播していく喪失と再生の物語。イサドラの痛々しくも狂おしい愛が、時を超え今、私たちに継承される。物語を綴るのは、それぞれ異なる境遇にある4人の女性たち。イサドラの自伝と舞踊譜を元に『母』の踊りと向き合う振付師のアガト。対話を通じて新しい『母』を共作する若きダンサーのマノンと振付師マリカ。そして、『母』の公演を観劇したエルザは、自らと重ね合わせながら今夜の記憶を反芻する。悲しくも崇高な物語が、ミニマムな物語形式と情感溢れるカメラワークによって紡がれ、ロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービンの美しい楽曲が彩る。その先鋭的な映画手法は、コンテンポラリーダンサーとしても活躍した監督だからこそなしえたもの。それはダンス映画の枠を超え、一篇の詩のように私たちを魅了する。
「イサドラの子どもたち」の映像
「イサドラの子どもたち」の写真
「イサドラの子どもたち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「イサドラの子どもたち」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | フランス 韓国 |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2020年9月26日 |
上映時間 | 84分 |
製作会社 | MLD Films |
配給 | コピアポア・フィルム |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://isadora-2020.com/ |
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