メカニカル・テレパシー

めかにかるてれぱしー
上映日
2020年10月9日

製作国
日本

制作年
2018
上映時間
78分

ジャンル
SF ドラマ

check解説

日本芸術センター第10回映像グランプリ優秀映画賞を受賞したSFドラマ。ある大学の研究室で、草一は心を可視化する機械の開発中に事故で意識不明となる。共同研究者で妻の碧が開発を続け、草一の心の可視化を試みるなか、大学側は真崎を研究室に送り込む。出演は、「インフォ・メン 獣の笑み、ゲスの涙。」の吉田龍一、「舞姫 ディーヴァ」の白河奈々未、「ハッピーアワー」の申芳夫。監督・脚本は、本作が初長編監督作品となる五十嵐皓子。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    北川れい子
    開発された特殊な機械によって可視化された意識不明の研究者の“心”が、まんま、その人自身の姿カタチをしているというのが、いささかイージー。... もっと見る
  • 編集者、ライター
    佐野亨
    ハマー・プロの作品に出てきそうな妙に古めかしい機械、蔦が絡まる外壁にコンクリート打ちっぱなしの空間、キャストの低体温な演技。随所に黒沢っぽさ、高橋洋っぽさがただ... もっと見る
  • 詩人、映画監督
    福間健二
    人間の心を可視化する。どうするのか。思っていることを隠さないもうひとりの自分の像を出現させる。このコンセプトにも、それを実現する機械にも、なるほどと納得させる力... もっと見る

「メカニカル・テレパシー」のストーリー

ある大学の研究室で、心を可視化する機械の開発が行われていた。その実験中に事故が起こり、開発者の三島草一(申芳夫)が意識不明のまま目覚めなくなる。共同研究者で草一の妻である碧(白河奈々未)は開発を続け、草一の心の可視化を試みる。大学側は成果を出さない開発を疎ましく思い、機械の調査という名目で、真崎トオル(吉田龍一)を研究室に送り込む。真崎はそこで、可視化された草一を目の当たりにする。真崎が目にした人物は、可視化された草一の心なのか? それとも碧の願望が可視化されたのか? 真崎は徐々に碧に惹かれながら、本当に重要なことに気づいていく……。

「メカニカル・テレパシー」の映像

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スタッフ
キャスト役名

「メカニカル・テレパシー」のスペック

基本情報
ジャンル SF ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2020年10月9日
上映時間 78分
配給 アルミード
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
音量 ドルビーSRD/ドルビーSR/DTS
公式サイト https://mechatelemovie.wixsite.com/mechatele/
コピーライト (C)Akiko Igarashi

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