解説
1930年代と現代のスペインを舞台に、痛みを感じない不思議な病に侵された子供を描くホラーミステリー。監督・脚本は、本作が長編デビュー作となるフアン・カルロス・メディナ。出演は、「逃亡者」のアレックス・ブレンデミュール。2012年度シッチェス・カタロニア国際映画祭、トロント国際映画祭正式出品作品。
ユーザーレビュー
「ペインレス」のストーリー
1931年、フランスとの国境近くのスペイン・ピレネー地方で、原因不明の病に侵された子供が多く生まれる。彼らは痛みを感じず、攻撃的かつ暴力的で、自分自身を傷つけ続けた。周囲の人々は彼らを恐れた。2000年のスペイン。優秀な神経外科医デヴィッド(アレックス・ブレンデミュール)は婚約者アナイス(イレーネ・モンターラ)とドライブをしていて、交通事故に遭う。アナイスは亡くなり、デヴィッドは大きな怪我はしていなかったが、検査により骨髄移植が必要な深刻なリンパ腫を発症していることがわかる。スペイン戦争直前、痛みを感じない子供たちは家族から引き離され、隔離された保護施設に集められる。医師団は子供たちに痛みを学ばせるリハビリをするが、戦争により中断を余儀なくされる。子供たちの中で唯一リハビリに反応しなかった少年は、“Berkano”と呼ばれる無感情のモンスターとして恐れられるようになる。デヴィッドは両親に骨髄移植の協力を願うが、彼が養子であることが知らされる。父親はなかなかデヴィッドの出生、血縁の両親の話をしようとしないので、デヴィッドは自分で両親について調べ始める。そして、驚愕の事実が明らかになる……。
「ペインレス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ペインレス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | スペイン |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2013年9月7日 |
上映時間 | 101分 |
製作会社 | Les Films d'Antoine=Tobina Film=Fado Filmes=A Contracorriente Films=Canal+=Cofimage |
配給 | エスパース・サロウ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 不明 |
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