解説
過激な世相風刺と暴力的な内容が問題視され、米国では9月の公開が無期延期となったサバイバル・アクション。広大な森の中で目覚めた12人の男女。そこに突然、銃声が響く。彼らは、セレブが娯楽のために一般市民を狩る“人間狩り”の標的にされたのだ……。出演は「僕のワンダフル・ジャーニー」のベティ・ギルピン、「ミリオンダラー・ベイビー」のヒラリー・スワンク、「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」のエマ・ロバーツ。製作を務めたのは、「ゲット・アウト」、「透明人間」などのヒット作を次々と送り出すブラムハウス・プロダクションズを率いるジェイソン・ブラム。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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非建築家、美術家、映画評論、ドラァグクイーン、アーティストヴィヴィアン佐藤娯楽と社会、政治問題を一見練った脚本で料理をしているようだが、浅くて哲学が感じられない。ヒラリー・スワンクという実力のあるしかし不運な女優が、いかなる役にも挑戦... もっと見る
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フリーライター藤木TDC残酷な人間狩りが主題で開巻からどんどん人が死ぬものの基本はコメディ。しかも欧米政治のアクチュアルやポリコレをネタにする意識高い系ギャグで、脚注的要素を予習すれば... もっと見る
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「ザ・ハント」のストーリー
広大な森の中で目覚めた12人の男女。ここがどこなのか、どうやって来たのかも分からない。そこにあるのは、巨大な木箱に収められた一匹の豚と数々の武器。すると突然、銃声が鳴り響く。彼らは何者かに狙われていたのだ。武器を取り、逃げまどいながら、やがて気づく。ネット上にはびこる噂“人間狩り計画”、すなわち、セレブが娯楽目的で一般市民を狩る“マナーゲート”が実在することを。だが、“獲物”の1人である美女クリスタル(ベティ・ギルピン)が予想外の反撃に出たことから、セレブたちの計画は狂い始め、やがてその陰謀の全容が明らかになっていく……。
「ザ・ハント」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ザ・ハント」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー アクション バイオレンス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2020年10月30日 |
上映時間 | 89分 |
製作会社 | Blumhouse Productions |
配給 | 東宝東和 |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://www.universalpictures.jp/micro/the-hunt |
コピーライト | (C)2020 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved. |
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