解説
「私をくいとめて」ののんが監督・脚本・主演を兼任した青春ドラマ。2020年。コロナの影響で、いつかが通う美術大学の卒業制作展が中止となる。様々な感情が渦巻き何も手につかないいつか。そんななか、親友の平井と本音をぶつけ合い、いつかの心が動き始める。共演は「あのこは貴族」の山下リオ、「わたしは光をにぎっている」の渡辺大知。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「Ribbon」のストーリー
コロナ禍の2020年。卒業制作展が中止となった美大生・浅川いつか(のん)は、悲しむ間もなく、作品を持ち帰ることになった。いろいろな感情が渦巻いて、何も手につかないいつかは、心配する父(菅原大吉)や母(春木みさよ)とも衝突してしまう。妹のまい(小野花梨)もコロナに過剰反応。普段は冷静な親友の平井(山下リオ)も、イライラを募らせている。そんななか、絵を描くことに夢中になったきっかけをくれた友人との再会、平井との本音の衝突によって、いつかの心が動き始める。未来をこじ開けられるのは、自分しかいない……。
「Ribbon」の映像
「Ribbon」の写真
「Ribbon」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Ribbon」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 青春 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年2月25日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | 日本映画専門チャンネル=non=スピーディ=コミティア=インクアンク(制作プロダクション:ブースタープロジェクト) |
配給 | イオンエンターテイメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://www.ribbon-movie.com/ |
コピーライト | (C)「Ribbon」フィルムパートナーズ |
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