グッバイ・クルエル・ワールド
ぐっばいくるえるわーるど- 上映日
- 2022年9月9日
- 製作国
- 日本
- 制作年
- 2022
- 上映時間
- 127分
- レーティング
- R-15
- ジャンル
- アクション サスペンス・ミステリー
解説
「星の子」の大森立嗣監督が「死刑にいたる病」の脚本家・高田亮と組み、西島秀俊ら豪華俳優陣を迎えて描く犯罪アクション。一夜限りの強盗団はラブホテルで秘密裏に行われるヤクザの資金洗浄現場を狙い、大金強奪に成功。しかし警察やヤクザに追われ……。元ヤクザ組長の安西はじめ全員互いに素性を知らない強盗団を西島秀俊、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和が、ラブホテルの従業員を宮沢氷魚が、刑事を大森南朋が演じ、波乱の犯罪劇を繰り広げる。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
ユーザーレビュー
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89bubble93
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ミャーノフ大佐
前半はスリリングで面白かった。ストーリーは、表に出せないヤクザの金を強奪して、ヤクザとそれにつるんだ汚職警官(大森南朋)が犯人グループを追い詰めていく。良くあるストーリーだ。石井隆の「GONIN」を思い出される。役者も西島秀俊、三浦友和、斎藤工と、「GONIN」に引けを取らない役者達だ。大森南朋は「GONIN」の北野武にあたるか。この4人の役者たちは良いんだ。さらに、鶴見辰吾、ちょっとしか出てない奥田瑛二も存在感を出していた。彼らが出ているシーンは面白く、緊張感もあった。ところが、後半くらいから宮沢氷魚、玉城ティナが中心になってくると途端につまらなくなる。やたら冗長になってくる。監督が意図的にテイストを変えているのもあるだろうが、まあ、役者が下手なんだろうな。大体、強盗するのになんでその辺の女を実行犯に加えるの?というのが設定の間違い。宮川大輔が早々に登場シーンがなくなるのは、映画にとって良かった。なんで関西弁やねん。
奥野瑛太が良いねえ。あの目をむき出して、まるで薬でもやっているような表情は本当にヤクザみたい。若い役者で唯一良かった。
大森南朋が西島秀俊を尋問するフラッシュバックのカットが入るが、あのシーンは必要ない。台詞で説明しているし、フラッシュバックはそこしか使われていない。映画全体のトーンとしても必要ない。
鶴見辰吾は「GONIN」にも出ている。彼は「翔んだカップル」で可愛かったんだけどなあ。
「グッバイ・クルエル・ワールド」のストーリー
一夜限りの強盗団は、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金をまんまと強奪。大仕事を成功させた一味は、互いの素性を知らないままそれぞれの生活に戻っていった。しかしヤクザ組織はメンツをかけ強盗団を追跡。ラブホテル従業員や刑事たちを巻き込み、潰し合いが始まる。
「グッバイ・クルエル・ワールド」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「グッバイ・クルエル・ワールド」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年9月9日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | ハピネットファントム・スタジオ=KDDI=スタイルジャム=関西テレビ放送=GYAO=ビー・ブレーブ=グラスゴー15=グランマーブル=ニッポン放送=コンテンツ・ポテンシャル(製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ=スタイルジャム/制作プロダクション:スタイルジャム=ハピネットファントム・スタジオ) |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://happinet-phantom.com/gcw/ |
コピーライト | (C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会 |
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