解説
「痛くない死に方」の高橋伴明監督が板谷由夏を主演に迎え、コロナ禍が招いた貧困・社会的孤立を描いた社会派ドラマ。昼は自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥店で住み込みのパートをする三知子は、コロナ禍の影響で仕事と住処を失い、ホームレスになる。2020年11月に渋谷区幡ヶ谷のバス停で寝泊まりしていたホームレスの女性が突然襲われ死亡した事件をモチーフにしている。主人公の三知子を「欲望」(2005)以来の映画主演となる板谷由夏が演じる他、「花と雨」の大西礼芳、「大綱引の恋」の三浦貴大らが出演。2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞、脚本賞受賞。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「夜明けまでバス停で」のストーリー
北林三知子(板谷由夏)は、昼はアトリエで自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥店に住み込みのパートとして働いていた。しかしコロナ禍の影響で、突如仕事と住処を失うことに。新しい仕事のあてもなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっており、途方に暮れる三知子。暗闇の中そこだけ街灯に照らされたバス停が目に留まる。誰にも弱みを見せられず、バス停で寝泊まりするホームレスになった三知子は、ある時公園で古参のホームレス・バクダンと出会う。一方、三知子がかつて働いていた焼き鳥店の店長・寺島千晴は、コロナ禍の中、現実と従業員との板挟みになる。さらに恋人でもあるマネージャー・大河原聡のパワハラやセクハラにも悩み……。
「夜明けまでバス停で」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「夜明けまでバス停で」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 社会派 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2022年10月8日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | 「夜が明けるまでバス停で」製作委員会(制作:G・カンパニー) |
配給 | 渋谷プロダクション |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://yoakemademovie.com/ |
コピーライト | (C)2022「夜明けまでバス停で」製作委員会 |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2023年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号 | 日本映画ベスト・テン |
2022年10月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「夜明けまでバス停で」 |
2022年10月上旬号 |
「夜明けまでバス停で」 インタビュー 高橋伴明[監督] 「夜明けまでバス停で」 作品評 |