解説
アメリカから台湾に帰郷した13歳の少女が、学校で疎外感を感じ、母の病気に不安とやり場のない怒りを募らせつつも、自分の弱さに気づいて成長していく物語。ロアン・フォンイー監督の半自伝的映画にして長編デビュー作。主人公のファンイーを演じたケイトリン・ファンはバイリンガルで、演技経験はなかったがオーディションにより大抜擢され、映画初出演を飾った。病への恐れと母としての強さを体現したのは「男人四十」「百日告別」のカリーナ・ラム。多忙な父親役に「パラダイス・ネクスト」のカイザー・チュアン。「百日告別」「夕霧花園」で知られる台湾恋愛映画の名手トム・リン監督が製作総指揮を務めた。どこにでもある家族の日常を陰影深い圧倒的な映像美で描き出したのは、撮影のヨルゴス・バルサミス。台湾のアカデミー賞といわれる第58回金馬奨にて最優秀新人監督賞、最優秀新人俳優賞、最優秀撮影賞、観客賞、国際批評家連盟賞の5部門を制覇した。逃げていた少女が、両親とぶつかり合い、辛い日々の中にも、心が震えるような温かい瞬間が随所で胸を打つ、台湾青春映画の系譜に連なる初々しい感動作。「アジアシネマ的感性」2024年8/23~9/5シモキタエキマエシネマK2にて上映
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「アメリカから来た少女」のストーリー
母と妹とロサンゼルスで暮らしていた13歳のファンイーは、2003年の冬、母が乳がんを患ったために、父が暮らす台北に戻り、久々に家族4人で暮らすことになった。台北の中学校では「アメリカン・ガール」と呼ばれ、学校生活には馴染めない。ある日、教師から勧められたスピーチコンテストで、母への正直な想いを伝えようとするが、その前日に妹がSARS感染の疑いで家族全員が隔離され、想いを伝えられなくなってしまう。
「アメリカから来た少女」の映像
「アメリカから来た少女」の写真
「アメリカから来た少女」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アメリカから来た少女」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 台湾 |
製作年 | 2021 |
公開年月日 | 2022年10月8日 |
上映時間 | 101分 |
製作会社 | 水花電影股[イ分]有限公司 |
配給 | A PEOPLE CINEMA |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://apeople.world/amerika_shojo/ |
コピーライト | (C)Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore). |
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