逃げきれた夢

にげきれたゆめ
上映日
2023年6月9日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
96分

レーティング
一般映画
ジャンル
コメディ ドラマ

check解説

人生のターニングポイントを迎えた中年男が、人間関係を見つめ直し、新たな一歩を踏み出すまでの可笑しくも切ない物語。「枝葉のこと」「お嬢ちゃん」で注目を集めた二宮隆太郎監督が、敬愛する俳優・光石研に取材して脚本を書き、光石の故郷の福岡県北九州市を舞台に映画化した。撮影は二宮監督の前二作や「ドライブ・マイ・カー」などの四宮秀俊。共演は光石と同様、北九州出身の吉本実憂に、坂井真紀、工藤遥、松重豊。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督 
    井上淳一
    生徒には「そのままでいい」と言いながら、そのままで生きていたくなくなった教師の数日が研ぎ澄まされた描写で。完全にハードボイルド。日常に潜む小さな棘。そこに隠され... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    二ノ宮隆太郎の映画の真実は、空回りする会話にある。今回は光石研演じる教頭先生がひたすらしゃべり続けるが、肝心なことは伝えられない。聞いている側は、あきれたり、白... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    嘘が下手なくせに、ままならない現実からも目を背け続けたベテラン教諭が突きつけられる、自分なる身勝手な人間の浅はかさ。特に事件が起こるわけではないが、北九州のごく... もっと見る

「逃げきれた夢」のストーリー

北九州で定時制高校の教頭を務める末永周平(光石研)。ある日、元教え子の平賀南(吉本実憂)が働く定食屋で、周平はお会計を「忘れて」しまう。記憶が薄れていく症状に見舞われ、これまでのように生きられなくなってしまったようだ。だが、「これまで」って、そんなに素晴らしい日々だったか? 妻の彰子(坂井真紀)との仲は冷え切り、一人娘の由真(工藤遥)は、父親よりスマホの方が楽しそうだ。旧友の石田啓司(松重豊)との時間も、大切にしていない。新たな「これから」に踏み出すため、「これまで」の人間関係を見つめ直そうとする周平だが……。

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「逃げきれた夢」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「逃げきれた夢」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2023年6月9日
上映時間 96分
製作会社 木下グループ(企画:鈍牛倶楽部/制作プロダクション:コギトワークス)
配給 キノフィルムズ
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
公式サイト http://nigekiretayume.jp/
コピーライト (C)2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

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