ヒッチコックの映画術

ひっちこっくのえいがじゅつ MY NAME IS ALFRED HITCHCOCK
上映日
2023年9月29日

製作国
イギリス

制作年
2022
上映時間
120分

レーティング
一般映画
ジャンル
伝記 アート

check解説

“サスペンス映画の神様”アルフレッド・ヒッチコック「本人」が自身の監督作の裏側を語るスタイルで、その面白さの秘密を解き明かしていくドキュメンタリー。膨大なフィルモグラフィと過去の貴重な発言を再考察し、遊び心と驚きに満ちたその演出魔法の世界に迫る。監督は「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」のマーク・カズンズ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画監督
    清原惟
    ヒッチコック自身によるナレーションという設定(実際は監督が書いて俳優が読んでいる)で進んでいく、異色のドキュメンタリー作品。テーマごとに分類し、いくつもの作品の... もっと見る
  • 編集者、映画批評家
    高崎俊夫
    痛快無比なヒッチコック映画の魅力を〈逃避〉から〈高さ〉に至る6章に分けて技法と主題の両面から解析しようとする野心作だが意外性に乏しい。名著『映画術 ヒッチコック... もっと見る
  • 映画批評・編集
    渡部幻
    マーク・カズンズを知ったのは壮大な映画史シリーズ「ストーリー・オブ・フィルム」で、世界の映画史を個人的な観点から横断する長大な作業に目の回る想いがした。新作も平... もっと見る

「ヒッチコックの映画術」のストーリー

“サスペンス映画の神様”とも称されるアルフレッド・ヒッチコック。未完成に終わった幻の監督デビュー作『Number 13』(1922)の監督デビューから100年。映像が氾濫するこの時代においても、ヒッチコック作品は今なお映画を愛する者たちを魅了し続けている。イギリス生まれの彼は、サイレント映画時代からヒットメイカーとして君臨。イギリス映画界からハリウッドへ渡ってからも、「レベッカ」(40)が第13回アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、輝かしいフィルモグラフィを積み上げてきた。本作では、「白い恐怖」(45)や「めまい」(58)、「北北西に進路を取れ」(59)、「サイコ」(60)などのヒッチコック演出が冴え渡るシーン解説の数々に加えて、『快楽の園』(25)や『ダウン・ヒル』(27)といった初期作品の本編フッテージも駆使しながら、ヒッチコックの演出テクニックを視覚的に解き明かしてゆく。

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スタッフ
キャスト役名

「ヒッチコックの映画術」のスペック

基本情報
ジャンル 伝記 アート
製作国 イギリス
製作年 2022
公開年月日 2023年9月29日
上映時間 120分
製作会社 Hopscotch Films
配給 シンカ
レイティング 一般映画
アスペクト比 1:1.78
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://synca.jp/hitchcock
コピーライト (C) Hitchcock Ltd 2022

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