チネチッタで会いましょう
ちねちったであいましょう A Brighter Tomorrow
解説
「監督ミケーレ黄金の夢」でヴェネツィア、「ジュリオの当惑とまどい」でベルリン、「親愛なる日記」でカンヌと、40歳にして3大映画祭を制覇したナンニ・モレッティ監督が製作・脚本・出演も兼ねたコメディ・ドラマ。イタリア・ローマ郊外にあるヨーロッパ最大の撮影スタジオ、チネチッタ撮影所で撮影を敢行した。映画監督ジョヴァンニは新作の撮影中に立て続けに災難に見舞われ、自分が時代の変化についていけていないことに気付き、悩み焦り始める。ベテランの映画監督ジョヴァンニをナンニ・モレッティ監督自身が演じるほか、「母よ、」などモレッティ監督作常連のマルゲリータ・ブイや、フランスの俳優・監督マチュー・アマルリックらが出演。2023年第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「チネチッタで会いましょう」のストーリー
映画監督ジョヴァンニは、プロデューサーの妻と長年仕事を共にしてきた。順調にキャリアを築き、すべてはうまくいっていたはずだった。だが、チネチッタ撮影所で新作の撮影が始まると、出演女優が大嫌いなミュールを履いてきた上に演出に口を出し、フランス人プロデューサーが詐欺師であることが判明する。映画制作は中断、妻からは突然別れを切り出され、災難が次々に襲いかかる。自分が世間からも家族の気持ちからもズレていたことに容赦なく気付かされたジョヴァンニだったが……。
「チネチッタで会いましょう」の映像
「チネチッタで会いましょう」の写真
「チネチッタで会いましょう」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「チネチッタで会いましょう」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ ドラマ |
製作国 | イタリア フランス |
製作年 | 2023 |
公開年月日 | 2024年11月22日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | Sacher Film=Fandango=Rai Cinema=Le Pacte=France 3 Cinema |
配給 | チャイルド・フィルム |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | https://child-film.com/cinecitta/ |
コピーライト | (C)2023 Sacher Film-Fandango-Le Pacte-France 3Cinema |