アラン・ドワンの関連作品 / Related Work

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  • 断崖の河

    ハロルド・ジャコブ・スミスの原作をもとに、「硫黄島の砂」「逮捕命令」の監督アラン・ドワンが演出したアクション・ドラマ。脚本は原作者スミスとジェームズ・レイセスターが共同で執筆。撮影は「西部に賭ける女」のハロルド・リップスティン、音楽はルイス・フォーブスが担当した。出演は「リスボン」のレイ・ミランド、「ナバロンの要塞」のアンソニー・クイン、デブラ・パジェットなど。
  • 逮捕命令

    「対決の一瞬」のアラン・ドワン監督が作った西部劇。脚本を「地獄の道連れ」のカレン・デ・ウォルフが執筆、撮影は「対決の一瞬」のジョン・アルトンが担当している。音楽ルイス・フォーブス。出演するのは「対決の一瞬」のジョン・ペイン、「さまよう青春」のリザベス・スコット、「夜の道」のダン・デュリエ、新人ドロレス・モラン、ハリー・ケイリー・ジュニア、アラン・ヘール・ジュニア等。製作ベネディクト・ボジャース。テクニカラー・RKOスコープ。1955年作品。
  • バファロウ平原

    「悪の対決」「対決の一瞬」のアラン・ドワン監督による、開拓期のモンタナを舞台にする牧牛業者の権利争いとインディアン蜂起をめぐる西部劇。トム・ブラックバーンの原作を「怒りの刃」のハワード・エスタブルックと「悪の対決」のロバート・ブリースが共同脚色し、「怒りの刃」のジョン・アルトンが撮影した。音楽はルイス・フォーブス。久方ぶりの「烙印なき男」のバーバラ・スタンウィックが女丈夫の女牧童を演じる他、「対決の一瞬」のロナルド・レーガン「殺し屋ネルソン」のジャック・エラム「悪の対決」のランス・エヴァンス等が出演。製作ベネディクト・ボジャース。
  • 対決の一瞬

    ブレット・ハートの小説を「零号作戦」のミルトン・クリムス、「黄金を追う男」のダニエル・D・ビューチャンプ、それにテディ・シャーマンの4人が脚色、「怒りの刃」のアラン・ドワンが監督した西部活劇。撮影も同じく「怒りの刃」のジョン・アルトン。音楽は「悪の対決」のルイス・フォーブス。主演は「敵中突破せよ!」のジョン・ペイン、「最後の砦」のロナルド・レーガン、「OK牧場の決斗」のロンダ・フレミング、「現金に体を張れ」のコリーン・グレイ。
  • 怒りの刃

    放牧地争奪の紛争に巻込まれ妻を殺された牧童の復讐を描いたアクション・ドラマ。ビートリス・A・ドレッシャーとマイグェル・パディッラ、ジョセフ・レイテスの原作を、ドレッシャー、レイテス自らと「栄光の星の下に」のハワード・エスタブルックの3人が脚色、「敵中突破せよ!」のアラン・ドワンが監督した。撮影監督は「お茶と同情」のジョン・アルトン、音楽は「口紅殺人事件」のルイス・フォーブス。主演は、「暴力団(1955)」のコーネル・ワイルド、「裏切りの街角」のイヴォンヌ・デ・カーロ(2役)のほかに「硝煙」のレイモンド・バー、「スプリングフィールド銃」のロン・チャニーなど。
  • 敵中突破せよ!

    ヘイス・ゲーツ製作による、朝鮮戦争を背景とした戦争映画。パット・フランクの原作をジョン・C・ヒギンズとウォルター・ドニガーが共同脚色、「悪の対決」のアラン・ドワンが監督。撮影はエルスワース・フレデリックス、音楽は「ボスを倒せ!」のハンス・J・サルター。主演は「悪の対決」のジョン・ペイン、「地獄の戦線」のモナ・フリーマン他にオードリー・ダルトン、チャック・コナーズ。
  • 悪の対決

    「深夜の告白」のアメリカ探偵小説作家ジェームズ・M・ケインの『愛の愛らしい偽り』を脚色した映画でテクニカラー。製作、監督は夫々「南海の黒真珠」のベネディクト・ボジャウズニ、アラン・ドワン、脚色はロバート・ブリーズ、撮影は「南海の黒真珠」のジョン・アルトン。出演は「デンヴァーの狼」のジョン・ペイン、「幌馬車隊」のアーリン・ダール、「最後の砦」のロンダ・フレミング。
  • 南海の黒真珠

    活劇娯楽映画を手がけてきたベネディクト・ボジャースが製作した テクニカラー・スーパースコープの南海ドラマ。撮影は「巴里のアメリカ人」のジョン・アルトン、作曲はルイス・フォーブスが担当し、「女の戦場」のアラン・ドワンが監督した。出演者は、「銀の盃」のヴァージニア・メイヨ、「嘘クラブの女王」のデニス・モーガン、「フォルウォスの黒楯」のデイヴィッド・ファーラーに加えてランス・フーラーとリザ・モンテルの2人の新人が顔をみせる。1955年作品。
  • 女の戦場

    「私刑される女」のアラン・ドワンが製作監督した朝鮮戦線の看護婦を扱った戦争映画。1953年作品。脚本は「勇魂よ永遠に」のアラン・ルメイ。撮影は「私刑される女」のレジー・ラニング、音楽はヴィクター・ヤング(「楽しき我が家」)の担当。「私刑される女」のジョーン・レスリー、「嵐に叛く女」のフォレスト・タッカー、「凸凹透明人間の巻」のアーサー・フランツ、「偽りの花園」のジェフ・ドンネル、「闘う沿岸警備隊」のベン・クーパーなどが出演している。
  • 硫黄島の砂

    「怒涛の果て」のエドモンド・グレインジャーが、ハーバート・イエーツを避けて製作に当たった1949年戦争映画。「勇者のみ」のハリー・ブラウンがストーリーを書き下ろし、「拳銃無宿」のジェームズ・エドワード・グランドと共同脚色、「スエズ」のアラン・ドワンが監督に当たった。撮影は「怒涛の果て」のレジー・ラニング、音楽は「リオ・グランデの砦」のヴィクター・ヤングの担当である。出演者は「リオ・グランデの砦」のジョン・ウェインを中心に「黄色いリボン」のジョン・エイガー、「怪船シー・ホーネット」のアデイル・メラ、「北大西洋」のジュリー・ビショップ、フォレスト・タッカーらが助演。
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  • アリゾナの嵐

    チャールズ・ラーソンの書き下ろし脚本をベテランのアラン・ドワンが、リパブリック専門のフィリップ・フォードと共同監督した作品で、撮影はレジー・ラニング、音楽はネイサン・スコットの担当。活劇専門のジョン・キャロル(「拳銃の嵐」)と、歌手出身のアデール・メイラが主演し、外に「駆潜艇K-225」のトーマス・ゴメス、「黄金(1948)」のバートン・マクレーンとアルフォンソ・ベドーヤらが助演する。
  • 鉄仮面(1929)

    「ガウチョウ」に次でダグラス・フェアバンクス氏が製作した映画で、かつて氏が作った「三銃士(1921)」の続編をなすものである。ストーリーはアレクサンドル・デュマの『三銃士』並びに『鉄仮面の男』に基づき「ロビン・フッド(1922)」「ガウチョウ」の作者エルトン・トーマス氏が書卸したもので、それを「ロビン・フッド(1922)」「海賊(1926)」のロッタ・ウッズ女史が脚色し、「ロビン・フッド(1922)」のアラン・ドワン氏が監督した。出演者はフェアバンクス氏のダルタニアンを始めとし、マーゲリット・ド・ラ・モット嬢、ニーゲル・ド・ブリュリエ氏、レオン・バリー氏、等が前作「三銃士(1921)」と同じ役割を演じているほか、「男女の戦」のウィリアム・ブレイクウェル氏、同じくベル・ベネット嬢、「サブマリン」のドロシー・レヴィア嬢、ウルリッヒ・ハウプト氏、スタンリー・J・サンフォード氏、ジーノ・コラード氏、等である。「海賊(1926)」と同じくヘンリー・シャープ氏が撮影した。
  • 南海の薔薇

    かつて「ロッキーの薔薇」に出演した舞台スターのレノア・ウルリック嬢が主役を演ずる映画で、トム・カッシング氏作の舞台劇「ラ・グリンガ」に基いて「我が心の歌(1930)」「巴里見るべし」のソニア・レヴィーン女史が脚色し、「鐵假面」「遥かなる叫び」「悲恋の楽聖」等をものしたアラン・ドワン氏が監督し、「女の一生」「三週間」「アビーの白薔薇」のハロルド・ロッソン氏が撮影した。助演者は「砂漠の生霊」のチャールズ・ビックフォード氏、「最後の一人」のケネス・マッケンナ氏、「我が心の歌(1930)」のJ・ファーレル・マクドナルド氏「踊るカレッジ」のエリザベス・パターソン嬢、「ハッピイ・デイス」のトム・パトリコラ氏及びジョージ・マクファーレーン氏、イルカ・チェイス嬢、ダフネ・ポラード嬢、かつてスターたりしシャーロット・ウォーカー嬢、エミール・ショータール氏等である。
  • 雷火落つる時

    「大自然の掟」「ロビン・フッド(1922)」や「月の囁き」等の監督者アラン・ドワンのファースト・ナショナル社発売メイフラワー作品である。主役はセネット水泳美人時代からのおなじみメアリー・サーマンと「干潮」「豪勇ボッブ」「桃色の神々」等出演のジェームズ・カークウッドである。その他「蔭の名優」等のリー・ミッチェル、「勇敢なる消防夫」等のフィロ・マッカロー、ノア・ビアリー等なかなかいい顔ぶれである。
  • 舞姫ザザ(1923)

    ピエール・バートンとチャールズ・サイモン合作の舞台劇を、アルバート・シェルビー・ル・ヴィノが脚色したもので、「ロビン・フッド(1922)」「月の囁き」を監督したアラン・ドワンが監督の任に当タった。主役は「放埒娘」「大陸に鳴る女」等出演のグロリア・スワンソンで、対手役には「暁の前1時間」等出演のH・B・ワーナーが珍しくも出演する。ちなみにこの原作はかつてポーリング・フレデリック主演のもとにラスキー社で製作された事がある。
  • 戦争(1931)

    「暁の偵察」「犯罪王リコ」出演のダグラス・フェアバンクス・ジュニアが主演する映画でA・ハミルトン・ギブスの原作をウォルデマー・ヤングが脚色して台詞を付し、「氷原の情炎」「鉄仮面」のアラン・ドワンが監督し、「便利な結婚」「狼火」のアーネスト・ホーラーが撮影したものである、助演者は「エイエイオム」のローズ・ホバート、アンソニー・ブッシェル、メアリー・フォーブス等である。
  • 15処女街

    「人妻日記」「ダンテの地獄篇(1935)」のクレア・トレヴァーと「情無用ッ」「メトロポリタン(1935)」のシーザー・ロメロが主役を演じる映画で、ポール・バーガーの原作を「海底の巨人」のルウ・ブレスロウ及びジョン・パトリックが更にデイヴィッド・シルヴァスタインと協力して脚色し、「海底の巨人」「洋上魔」のアラン・ドワンが監督に当たり、「テンプルの福の神」「灯台守」のジョン・サイツが撮影した。助演者は「テキサス決死隊(1936)」のロイド・ノーラン、「大学の人気者」のダグラス・フォーリー、「花咲く頃」のレスター・マシューズ、「結婚設計図」のロバート・マクウェード、「嵐の三色旗」のラルフ・ハロルド等である。
  • 鉄窓の女

    アデラ・ロジャース・セント・ジョンの組み立てたものからケニオン・ニコルソン、キャスリン・スコラが協力して撮影台本にまとめ上げ、「陽気な後家さん」「戦争」のアラン・ドワンが監督し、「ダイナマイト(1929)」のペヴァレル・マーレーが撮影した映画で主なる出演者は「街の令嬢」のエリッサ・ランディ、「間諜X27」「各国の女」のヴィクター・マクラグレン、「悪魔が跳び出す」のセオドア・フォン・エルツ、「陽炎の春」のユーナ・マイケル、オスカー・アッフェル、舞台出のアラン・ダインハート、アイリーン・リッチ、アイリーン・パーシー、メイ・ブッシュ、アリス・レイク等々である。
  • タイタニック(1927)

    フェリックス・リーゼンバーク氏原作の「イースト・サイド・ウエスト・サイド」と言う小説を映画化したもので「悲恋の楽聖」「近代恋愛ごっこ」等と同じくアラン・ドワン氏の監督になったものである。ドワン氏が自ら小説をアダブトし、それをキャサリン・ヒリカー女史及H・H・カルドウェル女史が脚色した。主役は「ボクシング修羅王」「雲晴れて愛は輝く」に最近主演したジョージ・オブライエン氏で、「雲晴れて愛は輝く」のヴァージニア・ヴァリ嬢、J・ファーレル・マクドナルド氏、この映画で処女出演をするジューン・コリアー嬢、その他ドーア・デイヴィッドソン氏、ホームズ・ハーバート氏、ジョン・ミルターン氏等が共演している。
  • 社交界の醜聞

    「舞姫ザザ(1923)」「なぶられ者」等と同じくアラン・ドワン氏の監督グローリア・スウォンソン嬢の主演になった映画で、原作者はアルフレッド・スートロ氏、脚色者はフォレスト・ハルシー氏である。スウォンソン嬢の対手役は「十誡(1923)」出演のロッド・ラ・ロック氏、「踊る若者」等出演のリカルド・コルテス氏である。
  • 女心(1925)

    コニングスピー・ドウスン氏原作の小説を、フォレスト・ハルシー氏が脚色し、「なぶられ者」「兄貴」等と同じくアラン・ドワン氏の監督したもので「ありし日のナポレオン」に次ぐグロリア・スワンソン嬢の主演映画である。嬢は母と娘の二役を演出している。相手役は新進のアントニー・ジョトィット氏やアレック・B・フランシス氏、ドロシー・カミングス嬢等が出演する。劇中有名な映画の主人公に扮した人物のみの出て来るムービー・ボールが面白い。
  • 氷原の情炎

    「南海の薔薇」「鉄仮面」「世話女房」等のアラン・ドワンの監督に成るもの。エリオット・レスターの舞台劇をば、「老番人」「幸運の星」等のソニア・レヴィーンが脚色し「氷に閉ざされて」等のオーウェン・デイヴィスが台詞を受け持っている。「紐育の波止場」「女の一生」「アビーの白薔薇」等のハロルド・ロッソンが撮影を担当している。俳優は、ベラスコ門下のレノア・ウルリックが第1回のトーキー主演であり、「沙漠颪(1926)」「ドレーク事件」等のロバート・フレイザーと、「ソレルとその子」「テムペスト(1928)」「西部戦線異状なし」等のルイス・ウォルハイムとが助演する。
  • アルゼンチン情話

    ヴィセンテ・ブラスコ・イバネス原作の小説をジョン・ラッセルが脚本化し、ジェラルド・C・ダフィーが脚色したものを「兵営に咲く花」「焔の女」等と同じくアラン・ドワンが監督。主役は「天国の罪人」「戦友の妻」のビービー・ダニエルスで、「焔の女」のリカルド・コルテスと「琴線の響」のジェームズ・レニーが助演している。
  • ハイディ

    「軍使」に次ぐシャーリー・テンプル主演映画で、ヨハンナ・スピリ作の同名の少女小説を映画化したもの。脚色は「二国旗の下に」のウォルター・フェリスと「軍使」のジュリエン・ゼフスンとが協力し、監督は「15処女街」「海底の巨人」のアラン・ドワンが当り、撮影は「軍使」「テンプルちゃんの上海脱出」のアーサー・ミラーが任じた。助演者は「天晴れ着陸」「チロルの晩鐘」のジーン・ハーショルト、「死刑か無罪か」のアーサー・トリーチャー、「ショウボート(1936)」のヘレン・ウェストリー、「拾三番目の椅子(1937)」のトーマス・ベック「フランケンシュタイン(1931)」のポーリン・ムーア、「新天地」のメアリー・ナッシュ、「この三人」のマーシャ・メイ・ジョーンズ「女罠」のシドニー・ブラックマー、「逢瀬いま一度」のマディー・クリスチャン等の面々である。
  • 悲しき情歌

    「埋もれゆく黄金」「雷火落つる時」と同じくアラン・ドワン製作のメイフラワー映画で、ファースト・ナショナル社から発売された。原作はウィリアム・アレン・ホワイト作の「或る愚か者の心」で「雷火落つる時」とほとんど同じ役割をもって演じられている。
  • 月の囁き

    ピクトリアル・レヴィウ誌に連載され次いで単行本に出版されたイーディス・ウォートン原作の小説を、E・ロイド・シェルドンが脚色し、「ロビン・フッド(1922)」を監督したアラン・ドワンがパラマウント入社後第1回作品として完成した社会劇で、「焼け爛れし翼」「世界の喝采」等主演のビービー・ダニエルス、「血と砂(1922)」等出演のニタ・ナルディ、「嵐は去れり」等出演のデイヴィッド・パウエル等が共演である。
  • スエズ

    「世紀の楽園」「シカゴ」のタイロン・パワー、「四人の復讐」「四つの恋愛」のロレッタ・ヤング、「暁の翼」「地の果てを行く」のアナベラが主演する映画で、「農園の寵児」「ハイディ」のアラン・ドワンが監督に当ったもの。「密林の復讐」の脚色に協力したサム・ダンカンが書卸したストーリーを「モヒカン族の最後(1936)」のフイリップ・ダンと「ハイディ」のジュリエン・ジョセフソンが協力して脚色している。きゃめらは「シカゴ」「世紀の楽園」のペヴァレル・マーリーが担当している。助演者は「第7天国」のJ・エドワード・プロムバーグ、「沙漠の花園」のジョセフ・シルドクラウト、「進め龍騎兵」のヘンリー・スティーブンソン、「明日はきらず」のモーリス・ボスコヴィッチ、「シカゴ」のシドニー・ブラックマー、「都会の雷鳴」のナイジェル・ブルース、「マルクス一番乗り」のシグ・ルーマン、レオン・エイムス、マイルス・マンダー等である。
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  • 当たり狂言

    フランク・R・アダムスがス書きおろした物語に基づいて、フォレスト・ハルシーが脚色し「女心」「アルゼンチン情話」のアラン・ドワンが監督。主役は「女心」「ありし日のナポレオン」のグロリア・スワンソン。共演にローレンス・グレイ、「夫婦円満哲学」のフォード・スターリング、ガートルード・アスターなど。
  • 暗黒の妖星

    米国の文豪ロバート・W・チェンバース原作の同名の小説から脚色した活劇で、セレクト映画「栄光は輝く」で紹介されたマリオン・デイヴィスが、パラマウント社から発売するコスモポリタン映画に移ってからの作品である。監督は「運命の兵士」と同じくアラン・ドワン。デイヴィスの相手役はノーマン・ケリー、マット・ムーア、ワード・クレーン、ドロシー・グリーンほか。ニュース誌は「高級活劇」として推奨している。
  • 合法の窃盗

    サミュエル・シップマン原作の舞台劇に基づき、ジョン・リンチが脚色、「月の囁き」に続いてアラン・ドワンが監督した作品で、主役は「塵の明星」等主演のホープ・ハンプトン、「月の囁き」「血と砂(1922)」出演のニタ・ナルディ、「嵐に散る花」「グラムピー」等出演のコンラッド・ネーゲル、「風雪のゼンダ城」等出演のルー・コディという素晴らしい顔触れである。
  • ヘッディン・サウス

    「現代の銃士」に次で製作されたダグラス劇で、対手は「結びの神も思案投首」「霹靂」で認められたマックラレン嬢の姉キャスリン・マックドナルド嬢である。珍らしくアラン・ドワン氏が原作で、監督はアーサー・ロッスン氏である。輸入さるべくして最近まで輸入されなかったが愈々到着したから近く公開されよう。
  • 怪我騒動

    「暗黒街」の原作者ベン・ヘクト氏が執筆した物語をトム・ジェラティー氏が脚色し、「タイタニック」「世話女房」等と同じくアラン・ドワン氏が監督したもの。主役は「喧嘩友達」「凸凹サーカスの巻」出演のチェスター・コンクリン氏で、「トロイ情史」のアリス・ホワイト嬢、「与太成功記」のサム・ハーディ氏、新人ジャック・イーガン氏、ポディル・ロージング嬢、デイヴィッド・トーレンス氏、ネッド・スパークス氏等が助演している。
  • 兄貴(1923)

    レックス・ビーチ原著になる小説を、「オーバー・ザ・ヒル」等の脚色者ポール・H・スローンが脚色し、「月の囁き」「舞姫ザザ(1923)」その他と同じくアラン・ドワンが監督をした。主役は「牧童と貴婦人」「国境を越えて」等出演のトム・ムーア、「良人の危険時代」「土曜日の夜」等出演のエディス・ロバーツ、「奮起の一戦」「荒れ狂う猛将」等出演のミッキー・ベネット等で、その他レイモンド・ハットンも主要な役割を演じている。
  • 神ぞ知る

    ウィリアム・アンソニー・マクガイア氏作の舞台劇をポール・ディッキー氏とハワード・エメット・ロジャース氏とが改作し、ジェームズ・シュリー・ハジルトン氏が脚色し、「海馬」「兄貴」「心の合鍵」等と同じくアラン・ドワン氏が監督したもので、主役は「野珠成り金」「愛の凱歌」等主演のトーマス・ミーアン氏で相手役は「愛の黒眼鏡」「突貫花婿」等出演のルネ・アドレー嬢と「山だし娘」「男子凱旋」等出演のアイリーン・プリングル嬢が勤め、ウィリアム・パウエル氏及びヘール・ハミルトン氏が助演している。
  • 五十と五十

    フランス連続映画監督として有名なアンリ・ディアマン・ベルジュー氏が渡米後最初の作品で数年前ノーマ・タルマッジ嬢がトライアングル社で主演した映画と同一の物語でアラン・ドワン氏の原作脚色になり、ディアマン・ベルジュー氏が監督したものである。「晩年の誘惑」出演のホープ・ハンプトン嬢「目醒めよ女性」「巨星燦たり」等主演のライオネル・バリモア氏の共演になるもので久しく映画界を離れていたルイズ・グローム嬢が珍しく顔を見せている。
  • ジョゼット

    「第7天国」「四つの恋愛」のシモーヌ・シモン、「シカゴ」「天晴れ着陸」のドン・アメチ、「生みの若人」「仇敵」のロバート・ヤングが主演する映画で、ラディスラウス・ヴァドナイの小説に基ずいたポール・フランク、ジョージ・フレイザー合作の喜劇からジェームズ・エドワード・グラントが脚本を書き、「ハイディ」「15処女街」のアラン・ドワンが監督に当り、「天晴れ着陸」のジョン・メスールが撮影したもの。助演者は「大学3人男」「氷上舞台」のジョーン・ヴィス、「高飛び成層圏」のバート・ラール、「新妻はタイピストから」のタラ・ビレル、「スタアと選手」のウィリアム・コリアー・シーニア、ポール・ハースと等である。
  • 陽気な後家さん

    「トレスパサー」につぐグロリア・スワンソンの主演映画。ストーリーは「船出の朝」のジョセフィン・ラヴェットの筆になるものでそれをジェームズ・グリースンとジェームズ・シーモアが協力して脚本にまとめ上げ台詞を付し「鉄仮面」「南海のバラ」のアラン・ドワンが監督にアたった。助演者は「法の外(1930)」「導火線」のオーエン・ムーア、「滅び行く凱歌」「間諜X27」のルー・コディー、「七つの鍵」のマーガレット・リヴィングストン、ウィリアム・ホールデンその他でカメラは「怪紳士」「曳かれゆく男」のジョージ・バーンズが担任。
  • 悲恋の楽聖

    チャールズ・クライン氏作の舞台劇を映画化したもので、原作者の息子たるフイリップ・クライン氏が映画脚色し、「兄貴」「神ぞ知る」等と同じくアラン・ドワン氏が監督した。「サンキュー」「大山鳴動」等出演の老優アレック・B・フランシス氏が主役を演じ、「神我に二十銭を賜う」「燃ゆる唇」等出演のロイス・モーラン嬢、「ボー・ジェスト(1927)」「沙漠颪(1926)」等出演のニール・ハミルトン氏、ノーマン・トレヴァー氏、チャールズ・レーン(チャールズ・レヴィソン)氏等が主要なる役を演じているほか、ヘレン・チャンドラー嬢、ハワード・カル氏、ドア・デヴイツドソン氏等が助演している。
  • 愛蘭土人の幸運

    アラン・ドワンが「運命の兵士」に続いてリアルアート社から発売した特作映画で、ハロルド・マクグラスの原作をドワンが自ら脚色監督したものである。主役は「大自然の掟」出演のジェームズ・カークウッドで、相手としてアンナ・Q・ニルソンが出演する。
  • 洋上魔

    「男の魂(1935)」「殺人ホテル」のエドモンド・ロウが「ダンテの地獄編」のクレア・トレヴァーとともに主演する映画で、「レヴュー艦隊」のアレン・リヴキン書き卸しの台本により「パリの丑満時」「鉄窓の女」のアラン・ドワンが監督、「輝く瞳」のアーサー・ミラーがさつえいした物。助演者は「紅雀」のトム・ブラウン、「乾杯の唄」のエイドリアン・エイムス、「キャラバン」のユージーン・パレット、「恋のセレナーデ」のハーバート・マンディン、フォード・スターリング、ビリー・ビーヴァン等の面々である。
  • ロビン・フッド(1922)

    「亜米利加大王」「奇傑ゾロー」「暗雲晴れて」「三銃士(1921)」等と同じくダグラス・フェアバンクス氏主演のユナイテッド・ダグラス社映画で、エルトン・トーマス氏の小説をロッタ・ウッズ女史が脚色したもの。監督はかつてダグラス氏の「結びの神も思案投首」等を監督した事のあるアラン・ドワン氏。ウォーレス・ビアリー氏、サム・ド・グラッス氏、エニッド・ベネット上等の名優が助演している。
  • 近代恋愛ごっこ

    サテデイ・イヴニング・ポスト誌に連載されたメイ・エジントン女史作の物語をフランセス・エイニュー女史が脚色し」「悲恋の楽聖」「神ぞ知る」等と同じくアラン・ドワン氏が監督したもので、主役は「無花果の花」「憧憬の彼方へ」等出演のオリーヴ・ポードゥン嬢が演じ、「悲恋の楽聖」「ボー・ジェスト(1927)」等出演のニール・ハミルトン氏が相手役を勤め、マリー・ドレッスラー嬢、メアリー・アルデン嬢、ジェリー・マイリー氏、ヘレン・チャンドラー嬢、ベギー・ケリー嬢等が助演している。
  • 海底の巨人

    「バーバリー・コースト」のブライアン・ドンレヴィ、「カジノ・ド・パリ」「カリアンテ」のグレンダ・ファレル、「悪魔島脱出」「脱線僧正」のノーマン・フォスターが共演する映画で、J・ロバート・ブレンとノーマン・ヒューストンが協力して書き卸し、「可愛いオディ」に協力したルウ・プレスラウ、エドワード・エリスキュの2人組が更にジョン・パトリックと共同して脚色し、「洋上魔」のアラン・ドワンが監督にあたり、「丘の彼方へ」のバーニー・マクギルが撮影した。助演者は新人ヘレン・ウッド、「海は桃色」のロバート・マクウェード、セオドア・フォン・エルツ等である。
  • 心の合鍵

    レックス・ピーチ氏作の小説を映画化したもの。ベッキー・ガーディナー女史とジェームズ・シェリー・ハミルトン氏とが脚色し、「海馬」「当たり狂言」等と同じくアラン・ドワン氏が監督した。「嘆きのピエロ」等出演のルイズ・ドレッサー嬢、「轟く天地」「白馬王国」等出演のノア・ビアリー氏等が共演し、ヘレン・ジュローム・エディー嬢、アラン・シンプソン氏、ダグラス・フェアバンクス・ジュニア氏、チャールズ・レーン(チャールズ・レヴィソン)氏、フローレンス・ターナー嬢、ジェセフィン・クロウエル嬢等が助演している。
  • 禁断の物

    メアリー・ミアースの原作を、アラン・ドワンが自ら脚色および監督したもの、同氏がアソシエーテッド・プロデュダーズ社から発売した最初の作品である。「空中楼閣」出演のジェームズ・カークウッドが主演。「別れ行く道」「死線の勇者」出演のヘレン・ジェローム・エディーや、「闇に住む女」「醒めよ人妻」など出演のマーシャ・メイノン、さては今ユ社の監督となっているキング・バゴットらが相手役を演じている。ケープ・コッドの漁村を背景とし、肉体的の女と、精神的の女とがある漁夫の魂を得ようとする争闘を描き、「統てを征服する愛の力」と「滅びる事なき信仰の力」と主題とした力強い物語である。
  • 侵略の潮

    コスモポリタン誌に連載されたピーター・B・カインの原作小説から「黄金の世界へ」「知られぬ人」のウォルデマー・ヤングが脚色し、「鉄仮面」「遥かなる叫び」のアラン・ドワンが監督した。主役を演ずるのは「異教徒」「旅役者」のルネ・アドレーと「破誡」「鉄路の王者」野ジョージ・ダーイーで「ドノヴァン」のウィリアム・コリアー・ジュニア「彼の捕えし女」のジョージ・フォーセット「脱走兵」のフレッド・コーラー、その他が助演。撮影は「俺は曲芸師」「知られぬ人」のメリット・B・ガースタッドが担任している。
  • 海馬

    フランシス・ブレット・ヤング氏作の雑誌小説を映画化したもので、ベッキー・ガーディナー女史が改作しジェームズ・シェリー・ハミルトン氏が脚色し「当り狂言」「夜のニューヨーク」等と同じくアラン・ドワン氏が監督した。主役は「白馬王国」「轟く天地」等の主演ジャック・ホルト氏と「夫婦円満哲学」「姫君と給仕」等出演のフローレンス・ヴィダー嬢でウィリアム・ポウエス氏、ジョージ・バンクロフト氏、マック・スウェイン氏、フランク・キャンポー氏、ジョージ・ニコルズ氏等が助演している。
  • 私刑される女

    “サタデイ・イヴニング・ポスト”誌所載のマイケル・フェシアの原作から「眠りなき街」のスティーヴ・フィッシャーが脚色し、「硫黄島の砂」のアラン・ドワンが監督した西部劇1953年作品。「アリゾナの勇者」のレジー・ラニングが撮影を、スタンリー・ウィルソンが音楽を担当している。主演は「ポーリンの冒険」のジョン・ランド、「最後の無法者」のブライアン・ドンレヴィ、「恐怖の街」のオードリー・トッター、「アリゾナの勇者」のジョーン・レスリーで、以下ベン・クーパー、「地獄の銃火」のジム・デイヴィスらが助演。
  • なぶられ者

    サタデイ・イヴニング・ポスト誌に載ったアーサー・ストリンジャーの原作を、フランク・タトルが脚色し、「舞姫ザザ(1923)」「兄貴」等と同じくアラン・ドワンが監督した。「舞姫ザザ」と同じくグロリア・スワンソンの主演で、対手は「兄貴」出演のトム・ムーアである。その他最近スウォンスンの対手に選ばれたアイアン・キースも端役を演じている。喜劇に劇を始めてドラマティックな筋に引っ張っていく脚色の妙が味わえる作品である。
  • 埋れ行く黄金

    ハロルド・マクグラスの同じ名の小説を、アラン・ドワンが監督して「雷火落ちる時」のすぐ前、製作したものである。主役は「魂は帰り行く」等出演のヘンリー・B・ウォルソールで、「不滅の情火」「母よ恋し」等出演のローズマリー・セビー、「メアリー・ゴー・ラウンド」のノーマン・ケリー、「冬来りなば」のアン・フォレストなどが対手役をする。
  • 世話女房

    最近フォックス社で「悲恋の楽聖」や「タイタニック」をものしたアラン・ドワン氏のファースト・ナショナル入社第1回監督作品で、アデレード・ヒールブロン女史が特に書卸した物語をJ・L・キャンベル氏が潤色しポーリン・フォーニー女史が脚色したもの。出演俳優は「沈黙(1926)」「ソレルとその子」のH・B・ワーナー氏、「暗黒街」「鉄條網」のクライヴ・ブルック氏、「青春倶楽部(1926)」「世界の篭児」のロイス・ウィルソン嬢及び「鴛蔦の歌」「痛ましの親心」のリリアン・タッシュマン嬢という好い顔触れで尚おポーレット・デュヴァル嬢も助演している。
  • 遥かなる叫び

    「悲恋の楽聖」「近代恋愛ごっこ」と同じくアラン・ドワン氏の監督作品でエドウィン・マーシャル氏の原作をウォルター・ウッド氏が改作し、シートン・I・ミラー氏が脚色したもの。主役を演ずるは「クリスティナ」「四人の悪魔」のチャールズ・モートン氏と「大驀進」「バウラー」のリーラ・ハイアムス嬢、助演者としてアーサー・ストーン氏、ダン・ウォルハイム氏、アイヴァン・リノウ氏その他が出演している。キャメラは「ニューヨークの波止場」「レナ・スミス」のハロルド・ロッソン氏が担任。
  • 巴里の丑満時

    「謎の真空管」「鉄窓の女」のヴィクター・マクラグレンを助けて、「沈黙の証人」のヘレン・マック、「蝙蝠は囁く」「蹴球大学」のウィアム・ベークウェル、「ブロンド・ヴィナス」のリタ・ラ・ロイ、ジャック・ラルーが出演する映画で、「愛の暴風」のベイジル・ウーンが脚本を書き下ろし、「陽気な後家さん」「鉄窓の女」のアラン・ドワンが監督し、「ギャングを追う女」「肉と霊」のグレン・マクウィリアムスが撮影した。
  • 陰陽の人

    アラン・ドワン氏がカール・クロウスン氏の原作を自ら脚色及び監督した作品でウォリー・グリッグスと云う内気な銀行員の生活を描いたものである。この映画をして傑作となさしめた要素は、筋に流れる人間味である。平凡な生活の細部に渉る描写が興味深いものであるという。主役は「エヴリー・ウーマン」「女優と兵士」主演のモント・ブルー氏で、対手は新顔のジャクリーン・ローガン嬢である。「ロマンス、ユーモア及び悲哀に満ちた物語で、ドワン氏の優れた技術を充分に窺うことができる」とは米誌の評である。非表 L0005 M1921 O1922
  • 農園の寵児

    「ハイディ」「天晴れテンプル」と同じくシャーリー・テンプル主演映画で「ハイディ」「ジョゼット」のアラン・ドワンが監督に当った。ケート・ダグラス・ウイギンの有名な家庭小説に基づいて「煌めく銀星」を書卸したカール・タンバーグとドン・エトリンガーのチームが協力して改作脚色したもの。助演者は「テキサス人」「たくましき男」のランドルフ・スコットを始め「世紀の楽園」めずらしいメン」のジャック・兵リー、「大学3人男」「結婚の断層」のローリア・ステュアート、「天晴れテンプル」のフィリス・ブルックス、「ハイディ」のヘレン・ウェストリー、「サブマリン爆撃隊」のスリム・マナーヴィル、「テンプルの愛国者」のビル・ロビンソン、「四人の復讐」のJ・エドワード・プロムバーグその他で、「アリババ女の都へ行く」のレイモンド・スコット5重奏楽団も出演している。撮影は「ハイディ」「天晴れテンプル」のアーサー・ミラーの担任。
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