浦辺粂子の関連作品 / Related Work

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  • 下郎の首

    制作年: 1955
    サイレント時代に映画化された伊藤大輔の「下郎」の再映画化で、彼自身が新しく脚本を書き直し、「明治一代女」についで監督する。撮影は「忍術児雷也 逆襲大蛇丸」の平野好美。主なる出演者は「のんき裁判」の田崎潤、「青春怪談(1955 市川崑)」の瑳峨三智子、「たそがれ酒場」の高田稔、「母性日記」の片山明彦、「藤十郎の恋」の小沢栄、「森繁のやりくり社員」の岡譲司など。
  • 浅草の鬼

    制作年: 1955
    内外タイムス連載の浜本浩の原作を「獄門帳」の井手雅人が瀬川昌治と共同で脚色し「月に飛ぶ雁」の松林宗恵が監督、「娘の縁談」の秋野友宏が撮影を担当した。主なる出演者は「娘の縁談」の根上淳、「幻の馬」の北原義郎と見明凡太朗、「つばくろ笠」の山根寿子、「講道館四天王」の伏見和子など。
  • わが名はペテン師

    制作年: 1955
    キノトール、小野田勇原作の連続放送劇を「愛の歴史」の須崎勝弥が脚色し、「のんき裁判」の渡辺邦男が監督、「のんき裁判」の渡辺孝が撮影を担当した。主なる出演者は「アツカマ氏とオヤカマ氏」の森繁久彌、「悪魔の囁き」の角梨枝子、「リオの情熱」の藤田進、「初恋三人息子」の柳家金語楼など。短縮版改題「森繁のペテン王 “わが名はペテン師”より」(68分)。
  • あこがれ(1955)

    制作年: 1955
    或る商店街に働く若い男女の中に起った一つの悲劇を中心に青年達の夢と恋と友情を描く。「獅子丸一平」の松山善三の脚本を「修禅寺物語」の中村登が監督、「かりそめの唇」の生方敏夫が撮影を担当した。主なる出演者は「お勝手の花嫁」の田村高廣、「おんな大学」の野村浩三、「花ひらく(1955)」の田浦正巳、野添ひとみ、「遠い雲」の中川弘子など。
  • 野菊の如き君なりき(1955)

    制作年: 1955
    大正二年に死んだ歌人伊藤左千夫が明治三十九年に発表した小説「野菊の墓」を「お勝手の花嫁」の木下恵介が脚色し自ら監督、「遠い雲」の楠田浩之が撮影に当った。主なる出演者は新人有田紀子、「七つボタン」の田中晋二、「サラリーマン 目白三平」の笠智衆、「婦系図 湯島の白梅」の杉村春子、「あこがれ(1955)」の田村高廣、「お勝手の花嫁」の山本和子、「遠い雲」の小林トシ子、「若き日の千葉周作」の雪代敬子など。
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  • 七人の兄いもうと

    制作年: 1955
    面白倶楽部連載の源氏鶏太作『七人の孫』より「夫婦善哉」の八住利雄が脚色、「五十円横町」のコンビ佐伯幸三が監督、中川芳久が撮影を担当した。主なる出演者は、「珠はくだけず」の根上淳、若尾文子、船越英二、新人、宝塚の長谷川季子、「幼きものは訴える」の村瀬幸子など。
  • 俺は藤吉郎

    制作年: 1955
    「週刊サンケイ」連載の川口松太郎の原作を「悪太郎売出す」の八尋不二が脚色、「長崎の夜」の森一生が監督、「新・平家物語」の宮川一夫が撮影を担当した。主なる出演者は「新・平家物語」の林成年、「長崎の夜」の長谷川一夫、「赤城の血祭」の島崎雪子、「江戸一寸の虫」の瑳峨三智子、「我が名はペテン師」の角梨枝子など。
  • 君美しく

    制作年: 1955
    田井洋子と佐々木恵美子の原作を「暴力街(1955)」のコンビ、井手雅人と瀬川昌治が共同脚色し、「あこがれ(1955)」のコンビ中村登が監督、生方敏夫が撮影を担当した。主なる出演者は、「絵島生島」の淡島千景、高橋貞二、「忘れじの人」の岸恵子、「あこがれ(1955)」の野添ひとみ、「裏町のお嬢さん」の菅佐原英一、「花ひらく(1955)」の桂木洋子、新人船山裕二など。
  • 荒城の月(1954)

    制作年: 1954
    『平凡』連載の川口松太郎の原作を松山善太が脚色し、「母時鳥」の枝川弘が監督する。撮影は「花のいのちを」の渡辺公夫、音楽は「芸者秀駒」の古関裕而が当る。出演者は「月よりの使者(1954)」の若尾文子、根上淳、船越英二、八潮悠子、「螢草」の市川春代、「太陽のない街」の清水将夫などである。
  • 男性NO.1(1954)

    制作年: 1954
    「不滅の熱球」の菊島隆三の原案によって、「沓掛時次郎(1954)」の井手雅人が脚本を書き、「土曜日の天使」の山本嘉次郎が監督、「幽霊男」の山田一夫が撮影に当り、音楽は「億万長者(1954)」の団伊玖磨の担当。出演者は、「密輸船」の三船敏郎、「結婚期」の鶴田浩二、岡田茉莉子、「恋愛特急」の越路吹雪のほかに「この広い空のどこかに」の浦辺粂子、「幽霊男」の藤木悠、「流れ星三度笠」の徳大寺伸、清水元などである。
  • この広い空のどこかに

    制作年: 1954
    「三つの愛」の小林正樹が木下恵介の妹楠田芳子の脚本によって監督する。「荒城の月(1954)」の松山善太が潤色し、「えくぼ人生」の森田俊保が撮影に当る。出演者は、「真実の愛情を求めて 何処へ」の佐田啓二、「二十四の瞳(1954)」の高峰秀子、「悪の愉しさ」の久我美子、「君に誓いし」の石浜朗、小林トシ子のほか、田浦正巳、大木実、日守新一、浦辺粂子、三好栄子など。
  • 勝敗

    制作年: 1954
    「月よりの使者(1954)」の八住利雄の脚本を「真白き富士の嶺(1954)」の佐伯幸三が監督する。撮影と音楽は「君待船」と同じく秋野友宏と大久保徳次郎が夫々担当。出演者は「千姫(1954)」の菅原謙二と「荒城の月(1954)」の若尾文子を中心に、「赤穂義士(1954)」の伏見和子、「千姫(1954)」の三田隆、「新しき天」の藤田佳子など。
  • 二十四の瞳(1954)

    制作年: 1954
    「女の園」に次ぐ木下恵介監督作品。壷井栄の原作を同監督自身が脚色している。撮影も「女の園」の楠田浩之、音楽は「三つの愛」の木下忠司。出演者は「女の園」の高峰秀子、田村高廣、天本英世、「昨日と明日の間」の月丘夢路「陽は沈まず」の小林トシ子、笠智衆など。第28回・1954年キネマ旬報ベスト・テン第1位。
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  • 心臓破りの丘

    制作年: 1954
    ボストン・マラソンで第一位となった山田敬蔵選手をモデルに「続々十代の性典」の須崎勝弥が脚本をかき、「再会(1953)」の木村恵吾が監督した。題名はボストン・マラソンの難コース「ハアト・ブレーキング・ヒル」から採っている。撮影は「続々十代の性典」の姫由真佐久、音楽は「紅椿」の飯田三郎。「母の湖」の根上淳、「にごりえ」の久我美子、「女の一生(1953)」の宇野重吉、英百合子、北林谷栄、「夜明け前」の滝沢修、「無法者」の清水将夫、二十年ぶりで帰朝したフランク・熊谷などが出演する。
  • 鯉名の銀平(1954)

    制作年: 1954
    「すっ飛び千両旅」の野坂和馬が製作する股物もの。長谷川伸の原作を「黒帯嵐」の八尋不二が脚色し、「銭形平次捕物控 金色の狼」の森一生が監督に当った。撮影は「若さま侍捕物帳 恐怖の折り鶴」の平野好美、音楽は「銭形平次捕物控 金色の狼」の西梧郎の担当。主な出演者は「誘蛾燈」の大谷友右衛門、「女の一生(1953)」の乙羽信子、「次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家」の田崎潤などである。
  • 金色夜叉(1954)

    制作年: 1954
    永田雅一製作になる大映第二回天然色映画(イーストマン・カラー)。尾崎紅葉の原作を川口松太郎が劇化し、「にっぽん製」の島耕二が脚本・監督を担当している。撮影は高橋通夫、色彩技術は横田達之の担当。出演者は「花の三度笠」の山本富士子、「落花の門」の根上淳、「心の日月」の菅原謙二、「鯉名の銀平(1954)」の浦辺粂子、などである。
  • 四人の母

    制作年: 1954
    脚本は松田昌一に監督の佐伯幸三(無法者)が協力して書いている。撮影は「母の湖」の渡辺公夫、音楽は「花の三度笠」の渡辺浦人の担当。出演者は「母の湖」の三益愛子、「続々魚河岸の石松 大阪罷り通る」の折原啓子、「鯉名の銀平(1954)」の浦辺粂子、「落花の門」の南田洋子、「叛乱」の三宅邦子などのほか、四年振りに返り咲いた北河内妙子改め楠よし子が出演している。
  • 或る女(1954)

    制作年: 1954
    明治四十四年より大正二年にかけて雑誌“白樺”に連載された有島武郎の小説の映画化。「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄の脚本を「雁(1953)」の豊田四郎が監督している。撮影は「無法者」の峰重義、音楽は「花と竜 第一部」の団伊玖磨。出演者は「地獄門」の京マチ子、「心の日月」の若尾文子、「燃える上海」の森雅之、「にごりえ」の芥川比呂志、「金色夜叉(1954)」の船越英二、浦辺粂子などである。
  • 花のいのちを

    制作年: 1954
    菊田一夫原作のNHK連続放送劇の映画化で、「伝七捕物帖 人肌千両」の成澤昌茂のシナリオを、「今宵誓いぬ」の田中重雄が監督している。撮影は「四人の母」の渡辺公夫。出演者は「落花の門」の沢村美智子、三田隆、「金色夜叉(1954)」の山本富士子、菅原謙二、伏見和子、浦辺粂子のほか、来訪中の田中路子が特別出演する。
  • ジャズ・オン・パレード1954年 東京シンデレラ娘

    制作年: 1954
    杉原貞雄の製作になるジャズ・コメディ。脚本の京中太郎と赤坂長義、監督の井上梅次、撮影の岩佐一泉、音楽の大森盛太郎など、みな「娘十六ジャズ祭」のスタッフである。出演者も「娘十六ジャズ祭」の雪村いづみ、古川緑波(落語長屋は花ざかり)、新倉美子(君ゆえに)、フランキー堺のほか、ナンシー・梅木、藤沢嵐子、高英男など他数ショウ出演者が登場する。
  • 春琴物語

    制作年: 1954
    谷崎潤一郎の小説「春琴抄」から、「山椒大夫」の八尋不二が脚色し、「番町皿屋敷 お菊と播磨」の伊藤大輔が監督する。撮影は「春雪の門」の山崎安一郎が、音楽は「足摺岬」の伊福部昭が夫々担当する。出演者は「或る女」の京マチ子、「山椒大夫」の花柳喜章、「こんな美男子見たことない」の船越英二、「晩菊」の杉村春子に、青山杉作、進藤英太郎などで、語り手の老女の声は東山千栄子である。
  • 潜水艦ろ号 未だ浮上せず

    制作年: 1954
    島村達芳企画、高橋一郎原案になる新東宝戦記映画。「北海の虎」の新井一と監督の野村浩将(君ゆえに)が共同して脚本を執筆している。撮影は「花と龍 第一部」「花と龍 第二部」の山中晋の担当。出演者は「花と龍 第一部」「花と龍 第二部」の藤田進、「母の秘密」の小笠原弘、「乾杯!女学生」の中山昭二、「女の暦」の細川俊夫、「君ゆえに」の美雪節子など。
  • 浅草の夜

    制作年: 1954
    文芸春秋所載の川口松太郎の小説から、「金色夜叉(1954)」の島耕二が脚色・監督する。撮影は「にっぽん製」の長井信一、音楽は「母の秘密」の大森盛太郎の担当。主演者は「愛染かつら(1954)」のコムビ鶴田浩二(昨日と明日の間)と京マチ子(春琴物語)に、「慕情」の若尾文子、「舞妓物語(1954)」の根上淳、「次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊」の志村喬、「太陽のない街」の滝沢修、「春琴物語」の浦辺粂子などである。
  • 二十四の瞳 デジタルリマスター版

    制作年: 1954
    美しい小豆島を舞台に、分教場に赴任した女性教師・大石先生と12人の子供たちとの心の交流を描いた木下惠介監督の感動作が、ハリウッドの最新鋭技術を導入したデジタルリマスター版で蘇る。貴重な映画を次代に残す為のプロジェクトとして、「砂の器」に続く修復作品第2弾として本作が選ばれた。
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  • 浅草物語

    制作年: 1953
    川端康成の浅草をテエマにした「浅草紅団」「虹」など諸短編を折衷して「雁(1953)」の成澤昌茂が脚色し、「胡椒息子」の島耕二が監督した。「悲恋椿」の長井信一、「木曽路の子守唄」の大久保徳二郎がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「あにいもうと(1953)」の森雅之、浦辺粂子、「春雪の門」の山本富士子、「新江の島悲歌」の木村三津子、「半処女」の片山明彦、「木曽路の子守唄」の霧立のぼるなどが出演する。
  • 煙突の見える場所

    制作年: 1953
    『文学界』に掲載された椎名麟三の「無邪気な人々」を「二人の瞳」の小国英雄が脚色し、「朝の波紋」の五所平之助が監督した。「春の囁き」の三浦光雄、「吹けよ春風」の芥川也寸志がそれぞれ撮影、音楽に当っている。「夫婦」の上原謙、「秘密(1952)」の田中絹代、「女といふ城 夕子の巻」の高峰秀子、「ひめゆりの塔(1953)」の関千恵子を中心に田中春男、花井蘭子、浦辺粂子、坂本武などが助演する他、文学座の芥川比呂志が参加している。
  • 決闘五分前

    制作年: 1953
    製作は「凸凹太閤記」の辻久一。「西鶴一代女」の依田義賢と「花吹雪男祭り」の若尾徳平の脚本によって「巣鴨の母」の安達伸生が監督した。キャメラは「あの手この手」の武田千吉郎。「彼女の特ダネ」の菅原謙二、荒川さつき、「社長秘書」の木村三津子、「あの手この手」の堀雄二、「街の小天狗」の宇佐美諄、その他上田吉二郎、大伴千春、浦辺粂子などが出演する。
  • 悲恋椿

    制作年: 1953
    製作は浅井昭三郎。萩原四朗の原案で、「決闘五分前」の若尾徳平が脚本を書き、「佐渡ケ島悲歌」の安田公義が監督、「トコ春じゃもの」の長井信一が撮影に当っている。長津義司の音楽によって主題歌を歌うのはテイチクの菅原都々子。出演者の主なものは、「十代の性典」の沢村晶子、「縮図」の山内明、「地獄太鼓」の霧立のぼる、若杉曜子、「韋駄天記者」の河野秋武、信欣三などである。
  • 獅子の座

    制作年: 1953
    原作は松本たかしの『初神鳴』。「治郎吉格子」の伊藤大輔の大映復帰第一作。伊藤大輔と「愛欲の裁き」の田中澄江の共同脚色で、撮影は「柳生の兄弟」の石本秀雄。「嫁ぐ今宵に」の団伊玖磨が音楽を担当する他、宝生流十七代宗象宝生九郎と宝生英雄が能楽指導にあたる。風俗老証は「新書太闇記」の甲斐荘楠音。「花の講道館」の長谷川一夫、「憲兵」の岸恵子、堀雄二、「新書太閤記 流転日吉丸 流転日吉丸」の田中絹代、新派の大矢市次郎、伊志井寛、俳優座東山千栄子、子役に加藤雅彦(沢村国太郎子息)、若草劇団の水村国臣などが出演する。
  • あにいもうと(1953)

    制作年: 1953
    室生犀星往年の名作の再映画化。「愛情について」の水木洋子が脚本をかき「妻」の成瀬己喜男が監督にあたった。撮影は「胡椒息子」の峰重義。出演者は「黒豹」の京マチ子、「胡椒息子」の船越英二、潮万太郎、「獅子の座」の浦辺粂子、堀雄二、「再会(1953)」の森雅之、久我美子、などである。
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  • 坊っちゃん(1953)

    制作年: 1953
    夏目漱石の原作の再映画化(前作は昭和十年PCL作品として山本嘉次郎が監督した)。「銀二郎の片腕」の八田尚之が脚色、「母と娘(1953)」の丸山誠治が監督にあたった。撮影は「続・浮雲日記」の山崎一雄、音楽は「関の弥太ッぺ(1953)」の渡辺浦人。「都会の横顔」の池部良、森繁久彌、「欲望」の小沢栄、「真珠母」の多々良純、「花の中の娘たち」の岡田茉莉子、小堀誠などが出演する。
  • 雁(1953)

    制作年: 1953
    明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に連載された森鴎外原作の映画化で、「続馬喰一代」の成澤昌茂の脚本を、「春の囁き」の豊田四郎が監督している。撮影は「愛情について」の三浦光雄、音楽は「獅子の座」の団伊玖磨。出演者は「明日はどっちだ」の高峰秀子、宇野重吉、「煙突の見える場所」の芥川比呂志、「刺青殺人事件」の東野英治郎、「あにいもうと(1953)」の浦辺粂子、山田禅二など。
  • 春雪の門

    制作年: 1953
    富田常雄の原作を「子は誰のもの」の館岡謙之助が脚色し、「続十代の性典」の佐伯幸三が監督している。撮影は「続十代の性典」の山崎安一郎。主な主演者は「欲望」の菅原謙二、「丹下左膳(1953)」の山本富士子、「祇園囃子」の若尾文子、「君に捧げし命なりせば」の清水将夫、「丹下左膳(1953)」の三田隆など。
  • 地の果てまで

    制作年: 1953
    ドストエフスキーの「罪と罰」を「君に捧げし命なりせば」の新藤兼人が翻案・脚色し、「怒れ三平」の久松静児が監督した。「チャタレー夫人は日本にもいた」の高橋通夫、「南十字星は偽らず」の斎藤一郎が撮影、音楽をそれぞれ担当している。「坊っちゃん(1953)」の池部良、「あにいもうと(1953)」の久我美子、浦辺粂子、「浅草物語」の木村三津子、「春雪の門」の高松英郎、「続々十代の性典」の根上淳、上田吉二郎、「早稲田大学」の信欣三、「青色革命」の青山杉作などか出演している。
  • 母の湖

    制作年: 1953
    萩原四朗の原案、構成による浪曲映画で、「続々魚河岸の石松」の笠原良三の脚本、監督は「続々十代の性典」の小石栄一があたった。「紅椿」の渡辺公夫、飯田三郎が撮影、音楽をそれぞれ担当している。出演者は「胡椒息子」の三益愛子、「母波」の白鳥みづえ、「紅椿」の沢村美智子、船越英二、見明凡太朗、「血闘(1953)」の根上淳、「無法者」の潮万太郎、星ひかる「花の生涯」の山内明、など。
  • 瞼の母(1952)

    制作年: 1952
    原作は長谷川伸。脚色は「母千鳥」の松田昌一で、「月から来た男」の佐伯幸三が監督し、同じく牧田行正が撮影している。配役は、「母子船」の三益愛子、「十六夜街道」の堀雄二、「のど自慢三羽烏」の沢村晶子、「大当りパチンコ娘」の関千恵子のほか、藤原釜足、澤村國太郎、浦辺粂子、マキノ智子、新入社春本富士夫などである。
  • 死の街を脱れて

    制作年: 1952
    五島田鶴子の原作から、「朝の波紋」の館岡謙之助が脚色し、「群狼の街」の小石栄一が監督に当たっている。撮影は同じく姫田真佐久である。主演は「雪崩(1952)」の水戸光子で、根上淳、三橋達也、菅原謙二、細川ちか子、荒川さつき、滝沢修などが助演している。本作で若尾文子がスクリーンデビューを飾った。
  • 朝の波紋

    制作年: 1952
    スタジオ8プロ第二回作品で、第一回作品「わかれ雲」と同じく平尾郁次の製作、館岡謙之助の脚本、五所平之助の監督、三浦光雄の撮影というスタッフである。原作は高見順の朝刊『朝日新聞』連載の小説である。主演は「続佐々木小次郎(1951)」を最後にフランスへ行き、半ヶ年ぶりで帰って来た高峰秀子の最初の出演、他に「風ふたたび」の池部良、「山びこ学校」の岡田英次、「嵐の中の母」の香川京子、「大空の誓い」の上原謙、その他汐見洋、三宅邦子、沢村契恵子、外国人のアドリアン・アンベールなどである。
  • 呼子星

    制作年: 1952
    脚本は「黄金獣」の笠原良三、監督は「母子船」の吉村廉に濱野信彦が補佐し、「馬喰一代(1951)」の峰重義が撮影に当たっている。出演者は「瞼の母(1952)」の三益愛子、「群狼の街」の三橋達也と星美智子、「のど自慢三羽烏」の小林桂樹ほか、伊丹秀子、広沢虎造、寿々木米若などの浪曲師が特別出演している。
  • 生きる(1952)

    制作年: 1952
    黒澤明の「白痴」に次ぐ監督作品。脚本は「羅生門」の共同執筆者橋本忍と「海賊船」の小国英雄とが黒澤明に協力している。撮影は「息子の花嫁」の中井朝一。出演者の主なものは、「戦国無頼」の志村喬、相手役に俳優座研究生から選ばれた小田切みき、映画陣から藤原釜足、千秋実、田中春男、清水将夫その他。文学座から金子信雄、中村伸郎、南美江、丹阿弥谷津子。俳優座から永井智雄、木村功、関京子。新派では小堀誠、山田巳之助などである。
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  • 母子鶴

    制作年: 1952
    米田治の企画で、川口松太郎の雑誌『平凡』に掲載された原作から「母山彦」の館岡謙之助が脚本を書き、同じく小石栄一が監督に当たっている。撮影も同じく姫田真佐久である。出演者は「母山彦」の三益愛子、「生き残った弁天様」の宇佐美諄、「猛獣使いの少女」の江利チエミ、「娘初恋ヤットン節」の白鳥みづえの他、若尾文子、鳩えり子、鶴田六郎、久保幸江などである。
  • いついつまでも

    制作年: 1952
    大映がアメリカからポール・H・スローン監督を招いて製作した特別作品で、脚本と監督を同氏が受け持っている他に、主役の米駐留軍の兵士に扮するクリス・ドレークはスローン監督の推薦でやはりハリウッドから呼ばれたものである。スローン監督のアメリカでの監督作品で我が国に紹介されたものには、「追いつめられた女」「ジェロニモ」などがある。主演女優木村三津子は米誌「ライフ」の表紙に使われたのが機縁になったものである。撮影は「大空の誓い」の三村明。なお上記二人の出演の他に「母の山脈」の柳永二郎、「いとし子と耐えてゆかん」の水谷八重子などが主要な役で出演している。
  • 街の小天狗

    制作年: 1952
    甲斐克彦の小説倶楽部連載小説『鬪將』を「丹下左膳(1952)」の菊島隆三が脚色し、「呼子星」の吉村廉が監督した柔道映画。企画は「稲妻(1952)」の根岸省三。「母子鶴」の姫田真佐久が撮影を担当している。出演者は「続馬喰一代」の菅原謙二、三條美紀、「モンテンルパの夜は更けて」の宮崎準、「秘密(1952)」の若尾文子、「足にさわった女(1952)」の見明凡太朗、「母子鶴」の宇佐美諄、「上海の女」の佐々木孝丸などで、その他にNHK「廿の扉」の石黒敬七が特別出演している。
  • 春の囁き

    制作年: 1952
    東宝の一翼として誕生した東京映画目黒撮影所第一回作品。「思春期」の姉妹篇で、「風ふたたび」の植草圭之助、古川良範の脚本を、同じが潤色し、監督している。撮影は三浦光雄。出演者の主なものは「思春期」の三國連太郎、岡田茉莉子、「生きる」の千秋實、ほかに遠山幸子、青山京子、久保明、鈴木孝次の青春スタアの面々が出演している。
  • 丘は花ざかり(1952)

    制作年: 1952
    「足にさわったおんな」の藤本真澄の製作。原作は石坂洋次郎の朝日新聞連載小説で、「東京の恋人」の井手俊郎と「おかあさん」の水木洋子が脚色、「東京の恋人」の千葉泰樹が監督している。撮影は久しぶりの中井朝一、出演者の主なものは、「お茶漬の味」の木暮実千代、「足にさわったおんな」の池部良、「結婚案内」の杉葉子、「娘はかく抗議する」の高杉早苗その他の助演陣。
  • 稲妻(1952)

    制作年: 1952
    企画は「大学の小天狗」の根岸省三、林芙美子の原作から「めし」「紅扇」の田中澄江が脚色し、「おかあさん」に次いで成瀬巳喜男の監督したもの。撮影は「呼子星」の峰重義が担当している。出演者は、短期滞在していたフランスから帰国後、「朝の波紋」「東京のえくぼ」に次ぐ出演となる高峰秀子、「利根の火祭」の三浦光子、「丹下左膳(1952)」の村田知英子との三姉妹役に、丸山修、浦辺粂子、中北千枝子、小澤榮などである。
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  • めし

    制作年: 1951
    製作は「哀愁の夜(1951)」の藤本真澄。朝日新聞連載中絶筆となった林芙美子の原作から「哀愁の夜(1951)」の井手俊郎と「少年期」の田中澄江とが共同で脚本を執筆、「舞姫(1951)」の成瀬巳喜男が監督に当っている。撮影は「武蔵野夫人」の玉井正夫である。出演者は、「死の断崖」の上原謙と島崎雪子、「麦秋」の原節子と杉村春子、二本柳寛、「赤道祭」の杉葉子と山根壽子、「平手造酒(1951)」の山村聡、花井蘭子などの他に、進藤英太郎、大泉滉、風見章子、中北千枝子、小林桂樹などである。
    90
  • 馬喰一代(1951)

    制作年: 1951
    原作は中山正男。「牝犬」の成澤昌茂と木村恵吾のコンビにより脚色、「牝犬」に次ぐ木村恵吾の監督作品。撮影は「東京悲歌」の峰重義。出演者は「完結 佐々木小次郎(1951)」の三船敏郎、「源氏物語(1951)」の京マチ子、「牝犬」の志村喬、「麦秋」の菅井一郎などの他、市川春代、星光、杉狂児、光岡龍三郎、小杉義男、水原洋一などである。
  • 東京悲歌

    制作年: 1951
    脚本は「愛妻物語」の新藤兼人が執筆、「七つの星座」の田中重雄が監督に当り、同じく峰重義がカメラを担当している。配役は「霧の夜の恐怖」の宇佐美諄と沢村晶子、「南風」の若原雅夫、「七つの星座」「歌う野球小僧」の伏見和子が重要な役を演じるほか、見明凡太朗、吉井莞象、瀧花久子などが助演している。
  • ひばりの子守唄

    制作年: 1951
    原作はドイツのベスト・セラー小説ケストナーの『二人のロッテ』、渡邊一郎の脚本を、「夜の未亡人」の島耕二が監督に当っている。撮影は「誰が私を裁くのか」の相坂操一である。出演者は、「母を慕いて」の美空ひばりの二役、「舞姫(1951)」の山村聡、「名月走馬燈」の水戸光子などを初めとして、荒川さつき、杉狂児、捕邊粂子などである。
  • 消防決死隊

    制作年: 1951
    「姉妹星」の須田鐘太の製作で、「緋牡丹盗賊」の八尋不二が脚本を書き、「火の鳥(1950)」の田中重雄が演出に当たっている。撮影は「処女峰」の峰重義である。出演俳優は、「偽れる盛装」の小林桂樹、「処女峰」の根上淳、「情艶一代女」の伊沢一郎、「紅蝙蝠(1950)」の三條美紀、それに小堀誠、羽鳥敏子、荒川さつきなどである。
  • 恋の阿蘭陀坂

    制作年: 1951
    「宮城広場」の箕浦甚吾の製作で、「暴夜物語」の松田昌一が脚本を描いている。監督は「蜘蛛の街」の鈴木英夫である。出演は、「偽れる盛装」の京マチ子に、相手役は「絢爛たる殺人」の菅原謙二が抜擢され、北河内妙子、千秋実、浦辺粂子などが助演している。
  • 無宿猫

    制作年: 1951
    製作は「月が出た出た」の望月利雄、「群狼」の秘田餘四郎の原作から「黄金獣」の笠原良三が西村元男の協力で脚本を書き「月が出た出た」の志村敏夫が監督している。撮影は「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の安本淳。主演者は「恋文裁判」の水の江滝子、「肉体の暴風雨」の大日方伝、「曠野の誓い」の三島雅夫、「宝塚夫人」の古川緑波などが主だった人々である。
  • 奴隷の街

    制作年: 1951
    NHKの連続放送劇「新しい道」より、「袴だれ保輔」の八住利雄が脚本を書き、「江の島悲歌」の小石栄一が監督し、同じく姫田真佐久が撮影に当っている。配役は、「お遊さま」の堀雄二、「牝犬」の久我美子、「黄門と弥次喜多 からす組異変」の星美千子などに、瀧花久子、花布辰男、田中春男、浦辺粂子、植村謙二郎、千石規子、沢村貞子などが助演している。
  • 真珠夫人 前篇

    制作年: 1950
    原作は菊池寛の長篇小説。「羅生門」に次いで、大映と映画芸術協会の本木莊二郎との共同製作々品。脚色・監督は、やはり映画芸術協会の山本嘉次郎の、「脱獄」に次ぐもの。美術は、「羅生門」の松山崇が担当している。主演は、「春の潮」「いつの日君帰る」の高峰三枝子、「山のかなたに」「暁の追跡」の池部良、「拳銃の前に立つ母」でデビューその後「指名犯人」に出ている春日俊二「海峡の鮫」の二本柳寛、それに、小杉勇、星美千子、清水将夫などが助演している。
  • 雪夫人絵図(1950)

    制作年: 1950
    原作は雑誌『小説新潮』に連載された舟橋聖一の小説『雪夫人絵図』で、これを溝口健二監督が、「わが恋は燃えぬ」に次ぐ作品として取りあげたものである。製作は、滝村プロと新東宝との提携による滝村和男で、脚色は「わが恋は燃えぬ」の依田義賢と舟橋和郎と共同脚色、撮影は、「宗方姉妹」の小原譲治が担当している。配役は雪夫人に「執行猶予」の木暮実千代、浜子を「不良少女(1949)」「午前零時の出獄(1950)」の久我美子、菊中方哉を「宗方姉妹」の上原謙、直之を新派の柳永二郎、その他は浜田百合子、夏川静江、山村聡などの中堅である。
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  • 姉妹星

    制作年: 1950
    須田鐘太と小川吉衞の共同製作により、「雪夫人絵図(1950)」「南の薔薇」などの脚色者依田義賢と、「復活」の監督野淵昶とが共同で脚本を書き、野淵昶が演出したもの。出演者は、「肉体の暴風雨」の大日方伝に「拳銃の前に立つ母」の三益愛子、「火の鳥(1950)」の三條美紀の母物コンビが再び姉妹として共演、他に菅井一郎、浦辺粂子などが助演している。
  • 真珠夫人 後篇

    制作年: 1950
    原作は菊池寛の長篇小説。「羅生門」に次いで、大映と映画芸術協会の本木莊二郎との共同製作々品。脚色・監督は、やはり映画芸術協会の山本嘉次郎の、「脱獄」に次ぐもの。美術は、「羅生門」の松山崇が担当している。主演は、「春の潮」「いつの日君帰る」の高峰三枝子、「山のかなたに」「暁の追跡」の池部良、「拳銃の前に立つ母」でデビューその後「指名犯人」に出ている春日俊二「海峡の鮫」の二本柳寛、それに、小杉勇、星美千子、清水将夫などが助演している。
  • 妻も恋す

    制作年: 1950
    企画は黒岩健而の担当。原作は吉屋信子(婦人世界連載)で、「ホームラン狂時代」の山崎謙太と、岡田豊が協力執筆し、「人生選手」につぐ田中重雄が監督する。カメラは「愛染草」の山崎安一郎の担当。主演は「女の顔」の水戸光子と「妻の部屋」「続不良少女」の龍崎一郎で、それに「月の出船」の小柴幹治、「魔の黄金」「氷柱の美女」の相馬千恵子、「氷柱の美女」の美奈川麗子らが出演する。
  • 検事と女看守

    制作年: 1949
    「夜のプラットホーム」「時の貞操」の伊賀山正徳の企画。中野実の原作で館岡謙之助が脚色している。「時の貞操」の吉村廉の監督。カメラは「親馬鹿大将」の長井信一である。出演は「群狼」の大日方伝(新東宝)、「四人目の淑女」「新妻会議」の浜田百合子(東宝)がそれぞれ大映第一回出演で「死美人事件」の小林桂樹、関千恵子が共演する他、民芸の滝沢修が特別出演する。
  • 銀座カンカン娘

    制作年: 1949
    製作は「流星」「グッドバイ(1949)」の青柳信雄、脚本は「春の戯れ」につぐ山本嘉次郎と元日活協同プロダクション、プロデューサー、朝鮮映画製作部長をしていた中田晴康が戦後初の協同執筆、監督は「今日われ恋愛す」「グッドバイ(1949)」の島耕二、キャメラは「グッドバイ(1949)」の三村明がそれぞれ担当する。出演は「花くらべ狸御殿」「我輩は探偵でアル」につぐ灰田勝彦「グッドバイ(1949)」の高峰秀子のほか岸井明「結婚三銃士」の笠置シヅ子らが共演している。
  • 甲賀屋敷

    制作年: 1949
    「足を洗った男」につぐ新演伎座プロ作品で製作は「足を洗った男」につぐ清川峯輔、脚本は「小判鮫・前篇」「小判鮫・後篇」演出の衣笠貞之助が青江舜二郎と協同で当り「小判鮫・前篇」「小判鮫・後篇」についで衣笠貞之助が演出する。出演は「足を洗った男」の長谷川一夫、長谷川裕見子「無頼漢長兵衞」の河野秋武「花の日月」の山田五十鈴、浦辺粂子「鍋島怪猫伝」の黒川弥太郎などである。
  • あきれた娘たち

    制作年: 1949
    「平次八百八町」「男の涙」につぐ伊藤基彦プロ作品で、原作者は元新生新派の文芸部長で現在長野にあって『青年演劇』誌を主催している阿木翁助で脚本は「びっくり五人男」の八住利雄、監督は「男の涙」の斎藤寅次郎。キャストは「幽霊列車」の柳家金語楼、花菱アチャコ「男の涙」の木戸新太郎「小原庄助さん」の飯田蝶子。「果てしなき情熱」の月丘千秋、堀雄二、江見渉「びっくり五人男」の美空ひばり。それに「おてんば社長」以来十年ぶりで東宝に帰った江戸川蘭子、某紙のニュウフェイスノミネイションに合格新東宝に入社して第一回の湯川吟子らが出演する。
  • 花の日月

    制作年: 1949
    企画は「面影三四郎」の土井逸雄「女の闘い」「のど自慢狂時代」につぐ八住利雄のシナリオ「毒薔薇」につぐ久松静児、キャメラは同じく「毒薔薇」の高橋通夫、出演は「恋狼火」につぐ山田五十鈴「三つの真珠」(大映京都作品)「青い山脈(1949)」(東宝作品)の龍崎一郎ほか「白虎」につぐ杉狂児「毒薔薇」の星美千子「虹男」の小林桂樹らが共演する。
  • 満月

    制作年: 1949
    企画は「嵐の中の姉妹」の加賀四郎で舟橋聖一の原作から「舞台は廻る」以来の八木沢武孝が脚色し「嵐の中の姉妹」につぐ田中重雄が監督する。キャメラは同じく「嵐の中の姉妹」山崎安一郎担当。主演は「斬られの仙太」「面影三四郎」「森の石松(1949)」の藤田進「月よりの使者(1949)」の花柳小菊でそれに「白鳥は悲しからずや」の藤原釜足「嵐の中の姉妹」「異国の丘」「虹男」の浦辺粂子「美貌の顔役」「どぶろくの辰(1949)」の水原洋一「毒薔薇」の近松里子その他沢村松莚らが出演する。
  • 湯の町悲歌

    制作年: 1949
    製作は「結婚三銃士」「人間模様」の児井英生で、佃血秋の原案から錦美奈仁が脚色し、「結婚三銃士」につぐ野村浩将が監督する。キャメラは横山実之助が担当する。主演は「夢よもういちど」「新妻会議」の山根寿子、コロビアの近江俊郎で、それに「毒薔薇」の汐見洋、「嵐の中の姉妹」「異国の丘」の浦辺粂子、「斬られの仙太」の清川荘司「異国の丘」の宮川玲子、同じく田中春男、水原久美子、「静かなる決闘」の千石規子らが出演する。
  • 虹男

    制作年: 1949
    企画は「地下街の弾痕」の辻久一と「幽霊塔」の黒岩健而で、角田喜久雄の原作から、「男が血を見た時(1949)」の高岩肇が脚本を執筆し「誰に恋せん」の牛原虚彦の監督で、撮影は「幽霊塔」の柿田勇が担当。主なる出演者は、「毒薔薇」の小林桂樹、「春爛漫狸祭」の曉照子、「面影三四郎」の若杉須美子、「望みなきに非ず」の大日方伝、「美貌の顔役」の見明凡太朗植村謙二郎などである。
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  • 異国の丘

    制作年: 1949
    渡辺邦男プロダクション第一回作品である。製作は「拳闘狂一代記」につぐ渡辺邦男に佐藤一郎が協同し『主婦と生活』連載の芹沢光治良原作『夜毎の夢に』より渡辺邦男、北沢誠が協同で脚色。監督は渡辺邦男である、撮影は「馬車物語」以来の平野好美が担当。主演は「斬られの仙太」の花井蘭子「結婚三銃士」の上原謙で、それに「検事と女看守」の大日方伝浦辺粂子らが出演する。
  • 嵐の中の姉妹

    制作年: 1949
    加賀四郎の企画で「新愛染かつら」の川口松太郎原作を「拳闘狂一代記」の柳井隆雄が脚色し「男が血を見た時(1949)」につぐ田中重雄が監督する。カメラは「母(1948)」「死美人事件」の山崎安一郎が担当する。主演は「母紅梅」「静かなる決闘」の三条美紀、「幽霊塔」の植村謙二郎で、それに「天狗飛脚」「紅蓮菩薩」の相馬千恵子「幽霊塔」の羽鳥敏子「検事と女看守」の浦辺粂子のほか淡島みどり、清水将夫、及川千代らが出演する。
  • 人生選手

    制作年: 1949
    井上友一郎の原作を「野良犬(1949)」の菊島隆三が脚色し「愛染草」の大映監督田中重雄が演出する、撮影は「忘れられた子等」の安本淳、音楽は「薔薇はなぜ紅い」の鈴木静一、照明秋山清幸、録音矢野口文雄、美術加藤雅俊の担当、プロデュースは「深夜の告白」(竹井諒との共同)の筈見恒夫。出演は「花の日月」の小林桂樹「石中先生行状記(1950)」の堀雄二「花の素顔」の月丘千秋「帰国」の藤田進、花井蘭子「野良犬(1949)」の清水将夫「どぶろくの辰(1949)」の河津清三郎のほかに小堀誠、浦辺粂子、杉山美子、江川宇禮雄、鮎川浩、汐見洋、堀越節子など、なおアナウンサーとして和田信賢、竹脇昌作が特別出演する。
  • 夢よもういちど

    制作年: 1949
    製作は「三百六十五夜(1948)」の児井英生の第二回作。舟橋聖一の原作を「すいれん夫人とバラ娘」(柳井隆雄と協同)「月光城の盗賊」の池田忠雄が脚色した。「駒鳥夫人」の野村浩将が監督する。撮影は「三百六十五夜(1948)」の三村明。音楽は「向う三軒両隣り」の服部正である。主役は「三百六十五夜(1948)」「虹を抱く処女」につぐ上原謙と「夜の女たち」に次いでカムバック第二回の高杉早苗でそのほか「群狼」の堀雄二、「三百六十五夜(1948)」の山根寿子が出演する。
  • かくて忍術映画は終りぬ

    制作年: 1948
    「花嫁選手」につぐ東横京都第七回作品で、牧野所長自ら製作・企画に当たる。構成は松竹で「新婚リーグ戦」を監督した池田忠男の担当で、脚本は「花嫁選手」と同じ津路嘉郎、陶山鉄の協同で、松竹脚本部の野田高梧が潤色する。監督は「花嫁選手」につぐ小杉勇で、年に監督二本、俳優三本で東横と契約した小杉の第二作である。「エジソン百年祭記念」と銘打つマキノ省三の伝記映画で、出演者は「三本指の男」「おしどり笠」の片岡千恵蔵「幸福への招待」の入江たか子「それはある夜のことだった」の古川緑波、「夜の門」の日高澄子、「旅裝」の市川春代、終戦後第一回の澤蘭子、それに新伎座の澤村國太郎が久々に、出演してる。劇中劇として「戻橋」「忠臣藏」「明がらす」が見られる。
  • 夜の門(1948)

    制作年: 1948
    オール読物誌に連載された川口松太郎原作「夜の門」の映画化で「裁かれる愛情」の柳川真一が脚色し、木村恵吾が新春第一作としてメガフォンをとる。カメラは「天下の御意見番を意見する男」の牧田行正。主演は「愛情診断書」の大日方伝(新東宝)と「裁かれる愛情」「悪魔の乾杯」の日高澄子で「懐しのブルース」についで櫻井潔とその楽団が特別出演する。
  • 向う三軒両隣り

    制作年: 1948
    「鐘の鳴る丘」と共に全国のラジオ聴取者に親しまれている連続放送劇の映画化で、先ず「白百合の巻」と「坂東家の巻」が製作される。製作は「愛情診断書」の武山政信の担当。毎週交代で原作を書いた八住利雄、伊馬春部、北条誠、北村寿夫の原作を「花ひらく(1948)」、「野球狂時代」の八住利雄が脚色し「エノケンのホームラン王」に次いで渡辺邦男が演出する。撮影も「エノケンのホームラン王」の友茂達雄である。出演者は「親馬鹿大将」の柳家金語楼、「黒馬の団七」の江川宇禮雄、黒川弥太郎、中村彰、「三百六十五夜(1948)」の野上千鶴子、「天の夕顔」の田中春男、「唄まつり百万両」の宮川玲子、清川虹子の他松竹の飯田蝶子、大映の浦辺粂子が特出し、東宝舞踊団出身の水谷真弓と桜木陽子のニューフェイスが出演する。
  • 恋する妻

    制作年: 1947
    「大江戸の鬼」の伊藤基彦が井内久(第一回担当)と共同製作する。山岡荘八の原作を「今日は踊って」の岸松雄が脚色し「大江戸の鬼」の萩原遼が昭和十五年度吉屋信子原作「蔦」以来七年振りで現代劇を演出沈黙していた三村明が久々で撮影に当る。「誰か夢なき」「リラの花忘れじ」(松竹大船)の藤田進と松竹大船より転入社第一回目の三村秀子の主演に「愛よ星と共に」の浦辺粂子(大映)「おスミの持参金」の河津清三郎、清川荘司、吉川満子、田中春男らが共演する。
  • 愛よ星と共に

    制作年: 1947
    脚本は、しばらく沈黙を続けていた「煉瓦女工」の八田尚之のオリジナルもので、新東宝で初めてメガホンを握る阿部豊の演出、キャメラは阿部豊とのコンビ小原譲治が当っている。出演者は久し振りに池部良と高峰秀子が顔を合せ、その他藤田進、逢初夢子、江川宇禮雄、横山運平らの出演に加えて大映の浦辺粂子も特別出演する。
  • 女囚36号

    制作年: 1947
    「修道院の花嫁」の笠原良三の脚本を、「盗まれかけた音楽祭」に次ぎ久松静児が監督する。「壮士劇場」「今宵妻となりぬ」の入江たか子、「花咲く家族」の若原雅夫が主演。
  • 初恋物語(1947)

    制作年: 1947
    「踊子物語」の八木沢武孝の脚本を同じく「踊子物語」の小石栄一が監督する。撮影は「盗まれかけた音楽祭」の高橋通夫の担当。主演も「踊子物語」と同じく上原謙、三條美紀のコンビ。
  • 緑の小筐

    制作年: 1947
    「風の又三郎」「次郎物語(1941)」「君かと思ひて」などの島耕二監督作品。原作脚色も自身で担当。松下東雄が脚色した。撮影は「街の人気者」「君かと思ひて」の相坂操一、「お嬢様お手を」の渡辺公夫及び柿田勇の分担。なお島耕二は本映画製作の中途に「轟先生」を一本撮っている。
  • 今宵妻となりぬ

    制作年: 1947
    「幾山河」「彼と彼女は行く」「雷雨」に次ぐ田中重雄監督作品。脚本は「次郎物語(1941)」の館岡謙之介が、撮影は「雷雨」「踊子物語」などの青島順一郎がそれぞれ当っている。「今ひとたびの」(東宝)の高峰三枝子「霧の夜ばなし」(東宝)の入江たか子、「二死満塁」「盗まれかけた音楽祭」の宇佐美淳の主演。
  • 街の人気者

    制作年: 1946
    「成吉思汗」に次ぐ牛原虚彦監督作品。
  • 修道院の花嫁

    制作年: 1946
    田口哲の復帰第一回作品。
  • 君かと思ひて

    制作年: 1946
    島耕二の復員第一回監督作品。
  • 夜光る顔

    制作年: 1946
    「大都会」「旋風街」の久松静児復員第一回監督作品。
  • 或る夜の接吻

    制作年: 1946
    「瓢箪から出た駒」に次ぐ千葉泰樹演出作品。原作は大映が筋書と脚本を募集した際の当選作品「新生」の映画化である。
  • 幾山河

    制作年: 1946
    『婦人倶楽部』連載の武田麟太郎の小説を田中重雄が監督したものである。戦時中検閲保留のものだったが終戦後にマ司令部より上映許可になった。
  • 彼と彼女は行く

    制作年: 1946
    「犯罪者は誰か」に次ぐ田中重雄監督作品。
  • 瓢箪から出た駒

    制作年: 1946
    「姿なき敵」に次ぐ千葉泰樹監督作品である。
  • 犯罪者は誰か

    制作年: 1945
    「別れも愉し」に次ぐ田中重雄の監督作品である。
  • 汪桃蘭の嘆き

    制作年: 1940
    【スタッフ&キャスト】製作:岡田熟 脚本:新藤兼人 監督:深田修造 撮影:高橋通夫 音楽:横田昌久 出演:大井正夫/浦辺粂子/逢初夢子/新田実
  • 嘆きの花傘

    制作年: 1940
    【スタッフ&キャスト】原作:長田幹彦 脚本:如月敏 監督:久松静児 撮影:鈴木栄 音楽:斎藤一郎 出演:宇佐美淳/真山くみ子/古川登美/浦辺粂子
  • 愛怨峡

    制作年: 1937
    【スタッフ&キャスト】原作:川口松太郎 脚本:依田義賢 監督:溝口健二 撮影:三木稔 出演:山路ふみ子/河津清三郎/田中春男/浦辺粂子/菅井一郎
    100
  • 瀧の白糸(1933)

    制作年: 1933
    入江プロの「須磨の仇浪」に次ぐ作品で、泉鏡花氏の名作より、東坊城、増田、館岡三氏が共同脚色し、溝口健二氏が「満蒙建国の黎明」に次いで監督した。新興キネマの清涼卓明監督も特に応援。佐渡ヶ島、木曾街道等にロケーションされた。第10回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位。14巻、3,255m。
  • おいらの世界

    制作年: 1932
    【スタッフ&キャスト】原作:徳永フランク 監督:徳永フランク 脚本:山本嘉次郎 撮影:横田達之 出演:村田宏寿/浦辺粂子/中村英雄
  • 恋愛清算帖

    制作年: 1931
    【スタッフ&キャスト】原作:田中栄三 脚本:田中栄三 監督:伊奈精一 撮影:渡辺五郎 出演:島耕二/峰吟子/見明凡太郎/浦辺粂子
  • しかも彼等は行く 前後篇(1931)

    制作年: 1931
    【スタッフ&キャスト】原作:下村千秋 脚本:畑本秋一 監督:溝口健二 撮影:横田達之 出演:梅村蓉子/菅井一郎/峰吟子/一木礼二/浦辺粂子
  • 唐人お吉(1930・溝口健二)

    制作年: 1930
    【スタッフ&キャスト】原作:十一谷義三郎 脚本:畑本秋一 監督:溝口健二 撮影:横田達之 出演:山本嘉一/梅村蓉子/島耕二/滝花久子/浦辺粂子
  • 凱旋少年

    制作年: 1927
    【スタッフ&キャスト】原作:小野弘 監督:伊奈精一 脚色:御子柴辻雄 撮影:対馬宙夫 出演:浦辺粂子/島耕二
  • 噫特務艦関東

    制作年: 1925
    【スタッフ&キャスト】監督:若山治/鈴木謙作/溝口健二 撮影:横田達之/内田静一/気賀靖吉 出演者:南光明/山本嘉一/浦辺粂子/吉田豊作/中村茂雄/中原光雄
  • 愛欲の岐路(1925)

    制作年: 1925
    【スタッフ&キャスト】原作:ゲルハルト・ハウプトマン 監督:三枝源次郎 脚色:田坂具隆 撮影:伊佐山三郎 出演者:浦辺粂子/中村吉次/北村純一/宮部静一
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